スカイスキャナーがApple Watch向けに新機能「Find Your Way」を発表

スカイスキャナーがApple Watchユーザー向け機能を展開

旅行検索サイトであるスカイスキャナーが、Apple Watch向けに新たに発表したアプリ「Find Your Way（道順ガイド）」が注目を集めています。この機能は、旅行者が訪れた土地でのホテルへの帰路を容易にナビゲートするために設計されています。具体的には、旅行先での移動中にApple Watchを使用して、ホテル名や見込みの移動時間、住所、電話番号などを表示する仕組みになっています。

この機能は、ユーザーがiPhoneにインストールしたスカイスキャナーアプリから、お気に入りのホテルを登録することで利用可能になります。お気に入りの登録後、Apple Watchに情報が同期され、旅行中に便利なルート通知を受け取ることができます。これにより、旅行者は手元でiPhoneを探すことなく、簡単に目的地に戻ることができるのです。

スカイスキャナーのアプリ制作責任者であるバーリント・オロス氏は、モバイル端末を使った旅行関連情報の検索が急増している事実を指摘し、ユーザーにとってより便利な体験を提供したいとの思いを語っています。彼は、デスクトップパソコンよりもモバイル端末での検索が一般化している現状を背景に、Apple Watchを通じて、旅行者にとってのさらなる付加価値を追求していると述べました。

日本でも販売が開始されたApple Watch向けのこの機能は、アメリカ、オーストラリア、カナダ、そして欧州諸国を含む多くの地域でも利用可能となっており、世界中の旅行者に対して広がりを見せています。しかし、Find Your Wayを利用するためには、モバイルデータ接続またはWiFi環境が必要です。

新たなテクノロジーとして位置づけられるこの「Find Your Way」機能は、旅行者に非常に便利なナビゲーション手段を提供します。さらに、スカイスキャナーはこの新機能を皮切りに、ウェアラブル端末向けアプリの開発を進める意向を示しており、今後の展開に期待が寄せられています。

スカイスキャナーの公式ウェブサイトでは、追加の機能説明やユーザーガイドが掲載されており、興味のある方はそちらを訪れてみるといいでしょう。問い合わせに関しては、スカイスキャナーのシンガポールオフィスに連絡することが可能です。旅行者の利便性を高める新たな試みとして、スカイスキャナーは今後もさらなる技術の進化を追求していくことでしょう。