ミシェル・ダルベルト特別リサイタルの開催
2025年5月13日、東京都墨田区のすみだトリフォニーホール大ホールで、現代フランスを代表するピアニスト、ミシェル・ダルベルトの40周年記念リサイタルが行われます。この特別な公演は、ダルベルトが日本に初めて足を踏み入れてからの40年の歩みを祝うものです。彼の熟練した技巧と深い音楽性が魅力となるこの時間をぜひお楽しみください。
開催概要
- - 公演名:来日40周年記念ミシェル・ダルベルト ピアノ・リサイタル
- - 日時:2025年5月13日(火)19:00開演(開場は開演45分前)
- - 会場:すみだトリフォニーホール大ホール
- - アクセス:JRおよび東京メトロ「錦糸町駅」より徒歩5分
- - 主催:パシフィック・コンサート・マネジメント
- - 共催:すみだトリフォニーホール
- - 後援:一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)
チケット情報
チケットは2月6日(木)10:00より、カンフェティにて発売開始予定です。
【チケット料金】
- - S席:5,500円
- - A席:4,500円
- - A席(U25):2,500円(25歳以下、要身分証明書)
※全席指定・税込
ダルベルトの音楽性
今回のリサイタルでは、ブラームス、リスト、ラヴェルといった名作が取り上げられます。特に「パガニーニの主題による変奏曲」や「夜のガスパール」といった作品は、技術的な難易度が高く、心の深い部分に訴えかけるものです。ダルベルト自身が、「超ヴィルトゥオーゾ」としての理念を持ち続けており、音楽に対する情熱を語ります。
彼は音楽をを奏でる際、単に演奏技術を誇示するのではなく、楽曲の美しさと感情を引き出すことに力を入れています。音楽の歴史や表現の多様性を反映させたこのプログラムは、多くの音楽ファンにとって特別な体験となることでしょう。
プログラム内容
今回のリサイタルで演奏される作品の一部には以下が含まれています:
- - フォーレ:バラード 嬰ヘ長調 op.19
- - シューマン:色とりどりの小品「5つの音楽帳」 op.99
- - ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 第1巻&第2巻 op.35
- - ラヴェル:夜のガスパール
- - リスト:「ノルマ」の回想(ベッリーニ) S.394 R.133
神秘的で芸術的な要素が色濃いリサイタルの、音楽が持つ魔法の数々を体感できる貴重な機会です。彼のピアニストとしてのキャリアを振り返りつつ、今後の展望についても考えさせられる瞬間となることでしょう。
ダルベルトのプロフィール
ミシェル・ダルベルトは、パリ生まれの著名なピアニストであり、国際的に高く評価されています。彼のキャリアは、数々の名門オーケストラとの共演や、ユニークな解釈を伴った演奏によって広がってきました。特に、シューベルトやモーツァルトの演奏に関しては特に定評があります。また、多くの受賞歴も持ち、特に1996年にはフランス政府から国家功労勲章を授与されています。
このリサイタルには、彼の音楽哲学や人生観が織り交ぜられた特別な要素が随所に散りばめられており、オーディエンスとの深い感動を共有する機会となることでしょう。皆さんのご来場をお待ちしております。