HAKUTO月面探査
2017-02-21 20:00:02

HAKUTOが月面探査へ一歩踏み出す!クラウドファンディング始動

日本の月面探査、HAKUTOの新たなる挑戦



HAKUTOは、日本で唯一人工衛星の月面探査を目指すチームで、世界初のロボット月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に参加しています。その中では、月面に無人探査機を着陸させ、指定された距離を走行した後に映像データを地球に送信するという挑戦が繰り広げられています。2017年2月21日、およそ7年間の準備を経て、HAKUTOはついにクラウドファンディングによる資金調達を開始しました。これは、月面探査ローバーを打ち上げるための必要資金を集めるための重要なステップです。

活動の背景



2010年に活動を開始したHAKUTOは、最初はボランティアとして集まったメンバーによって支えられ、自己資金や個人からのサポートを受けてきました。そして、2015年に中間賞を受賞以降は、auなどの企業からの支援も受け、自らの目標に向かって歩み続けています。今年で7年目、ようやく打ち上げまでの道筋が見えてきたものの、インドのTeamIndusとの相乗り計画により、さらなる資金が求められるようになったのです。

クラウドファンディングの特徴



HAKUTOが実施するクラウドファンディングでは、参加者が実際に月面探査ローバーに自分の名前を刻印できる特別なリターンを用意しています。この刻印はローバーの前面および背面に施され、月で走る際に自分の名前が刻まれるという夢のような体験が保証されます。また、HAKUTOの新ユニフォームや、実寸大のローバーモックアップなど、ユニークな特典もご用意されています。

例えば、HAKUTOの新ユニフォームは、宇宙開発に適した機能が満載です。防風性があり、ストレッチの効いたデザインで、日常使いにも適しているのが特徴です。これらのリターンを通じて、HAKUTOの活動を支えている多くの人々と一緒に、月を目指すという壮大なプロジェクトに参加できるチャンスを提供しています。

HAKUTO代表の意気込み



HAKUTOの代表である袴田武史氏は、「国内の他のファイナリストチームも資金調達に成功している中で、HAKUTOも負けてはいられません。打ち上げまで1年を切り、最後の一歩を共に歩んでいきましょう。全力で挑戦し続けますので、皆様の応援をよろしくお願いします」とコメントしています。ファンの支援がさらなる前進の原動力になると考えています。

Google Lunar XPRIZEの概要



GAKUTOが参加する「Google Lunar XPRIZE」は、月面に無人探査機を着陸させ、指定された距離を走行し、そのデータを地球に送り返すというミッションを課す国際的な賞金レースです。競技にはすでに多くの有力チームが参加しており、最初の賞金獲得に向けて熾烈な戦いが繰り広げられています。

このように、HAKUTOは日本からの月面探査に挑む重要な存在であり、多くの人々の関心を引き寄せています。クラウドファンディングを通じて、共に月を目指す仲間としての一歩を踏み出しましょう。プロジェクト詳細はこちらから確認できます。

会社情報

会社名
株式会社ispace
住所
東京都港区麻布台3-1-6飯倉片町アネックスビル6F
電話番号
03-6277-6451

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