映画とビンテージファッションの融合をテーマにした「CURAN 映画祭」が、9月7日に神戸で初の開催を迎えます。この映画祭では、1994年に公開されたリュック・ベッソン監督の名作「レオン 完全版」が上映されるほか、公開当時の貴重なビンテージアイテムの展示・販売も行われます。
開催場所は、兵庫県神戸市のアミュスタ!KOBE。ここは、以前のシネコン「MOVIX六甲」の施設が2024年に営業を再開した場所です。この映画館は、90年代から00年代の雰囲気を残しており、過去の名作映画を上映するにはうってつけのロケーションと言えるでしょう。
「CURAN VINTAGE」が主催する本イベントは、「映画を着る、飾る。」をコンセプトに持っており、映画の鑑賞のみならず、そのカルチャー全体を体感できる内容になっています。80年代から90年代に制作された映画は、今の世代にとってはVHSやDVD、サブスクリプションサービスで楽しむものであり、40代以上の方々には懐かしい作品として記憶に刻まれています。
上映する「レオン」は、愛情に満ちた作品でありながら、深いテーマが盛り込まれており、多くの人々にとって特別な感情を呼び起こすことでしょう。映画が公開された当時のビンテージアイテムとしては、フランスの映画館で展示されていたロビーカードや、報道関係者向けに配布されたプレスフォト、日本の劇場で販売されたパンフレットやフライヤー、さらには、出品されるビンテージTシャツなども取り揃えています。
特にロビーカードは映画のワンシーンを使用しており、観客が作品にどのように接していたのかを垣間見ることができる貴重なアイテムです。また、プレスフォトも販売され、当時の映画プロモーションを感じることができるでしょう。さらに、ビンテージTシャツも、コレクションの一環として楽しむことができます。
前売り券は数量限定で販売されており、オンラインでも購入可能です。価格は全席自由席で500円(税込)と、映画を楽しむには非常にお得な設定です。ただし、座席数には限りがあるため、早めの申し込みをおすすめします。
この映画祭は、単なる映画鑑賞にとどまらず、ビンテージ文化の楽しみ方や、その魅力を再確認できる特別な機会です。映画「レオン」を劇場で観るという体験は、現代のデジタル環境では味わえない貴重なものであり、この機会をぜひ見逃さないでほしいです。
参加予定の方々は、映画祭の詳細情報を公式ウェブサイトで確認しながら、素晴らしい体験を心待ちにしていてください。