平和堂ファームでのミニトマト農業体験
11月2日(日)、滋賀県彦根市に位置する株式会社平和堂が、農業に興味を持つ人たちを対象にした「ミニトマト農業体験@平和堂ファーム」を開催しました。この企画は、「新規就農支援」の一環として行われ、参加者たちは実際の農作業を体験する貴重な機会となりました。
このプログラムは、(公財)滋賀県農林漁業担い手育成基金と平和堂の共催により実施され、滋賀県の後援も受けています。参加者募集は平和堂の公式ページなどを通じて広く行われた結果、滋賀県内外から農業経営に興味のある約10名が集まりました。
座学と実技の融合
当日は、参加者たちはまず座学を通じてミニトマトの栽培に関する基本知識を学びました。トマトの歴史や栽培に必要な情報、さらには農業に関する各種支援制度について説明を受け、実践に向けた基礎固めが行われました。
その後、参加者はビニールハウスへ移動し、実際の作業を体験しました。こちらでは、摘葉や収穫など、ミニトマトの栽培に必須の作業を実践し、参加者同士での交流も生まれました。参加者からは「現場を知ることができて本当に良かった」「他の作物についてのプログラムもぜひ実施してほしい」との声が上がるなど、大変好評を博しました。
継続的な支援
平和堂ファームは、このミニトマト農業体験に続いて、2026年3月まで全5回にわたる「新規就農のためのいちご実践講座」も開催しています。こちらは、滋賀県内で新たに独立就農を目指す方向けに設定されており、参加者は更なる実践的なスキルを身につけることができます。
平和堂は、地域の農業の発展を応援し、持続可能な農業の実現に向けての活動を続けていく方針です。地域との密接な連携を通じて、新たな農作物の魅力を探り続け「おいしい未来」を育んでいく取り組みを進めていきます。
参加者の声
参加者からのフィードバックでは、「実際の農作業を体験できたのがとても楽しかった」「これを機に農業に更に興味を持てた」といった声が多く寄せられました。この体験が農業への第一歩となり、今後の農業を支える人材が育成されることが期待されます。
まとめ
平和堂の「ミニトマト農業体験」は、ただの体験にとどまらず、参加者にとって新たな発見や交流の場となったことが伺えます。今後もこのような取り組みを通じて、地域とともに歩む農業の未来が拓かれていくことでしょう。興味を持たれる方は、次回の開催にもぜひ注目してみてください。