アンドパッドとジャパンホームシールド、業務効率化を目指すシステム連携を開始
最近、クラウド型建設プロジェクト管理サービスを提供する株式会社アンドパッド(本社:東京都港区、代表:稲田武夫)と、地盤調査を行うジャパンホームシールド株式会社(本社:東京都墨田区、代表:勅使河原隆巳)が新たにシステム連携を開始しました。この取り組みは、住宅業界の生産性向上を目的としています。
背景
新築住宅提供企業にとって、住宅の安全性を確保するために、地盤調査や関連保証サービスの業務は欠かせません。しかし、これまでの業務では、情報の二重入力やFAXでの申請、煩雑なスケジュール管理といった非効率なプロセスが数多く存在しています。これらの課題を解決することは、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進において非常に重要なステップです。
協業の目的
アンドパッドとJHSが目指すのは、業務のムダを削減し、以下のような効率化を図ることです:
- - クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」とJHSの「JHSオンラインサービス」の連携により、案件情報の引き継ぎを行います。これにより、情報の二重入力を防ぎ、スムーズな地盤調査申し込みが可能に。
連携の内容
JHSオンラインサービス
JHSが提供する「JHSオンラインサービス」は、地盤調査を必要とする事業者がインターネット上で地盤品質保証の申し込み手続きを行うためのシステムです。この度、2つのシステム間で案件情報の自動連携が実現しました。
自動連携によるメリット
- - 「ANDPAD」と「JHSオンラインサービス」間で案件情報が自動的に連携されることで、手動での情報入力が不要になり、煩雑さが軽減されます。
- - さらに、「JHSオンラインサービス」で発行された地盤調査報告書や調査速報が、該当案件に自動保存されるため、情報確認や関係者との情報共有がリアルタイムで行えます。
これらのメリットにより、業務がスムーズに進むことが期待されています。
提供開始
今回のシステム連携は、2025年10月7日より開始されます。「ANDPAD」と「JHSオンラインサービス」を利用している企業は直ちにこの新しい機能を活用できます。
オンラインセミナーの開催
新しいシステム連携について詳細を紹介するオンラインセミナーも予定されています。JHSオンラインとANDPADのデータ連携の利便性について学べる絶好の機会です。配信期間は2025年10月7日から10月24日まで。
【詳細】https://link.andpad.jp/85910_pr
JHSについて
ジャパンホームシールドは、「地盤と建物の技術を拓き、確かな品質でより良いくらしの未来を創造する」という理念のもと、30年以上にわたって住宅品質の向上に努めてきました。地盤調査・解析データは250万棟を超え、40万戸以上の建物検査を行ってきました。
ANDPADについて
アンドパッドは、現場の業務効率化や経営の改善を一元管理することができるクラウド型建設プロジェクト管理サービスで、そのシェアは業界内でNo.1となっています。直感的な使いやすさに配慮し、多くの企業に導入されている信頼性高いサービスです。国土交通省のNETISでは「令和6年度推奨技術」にも選定されており、さらなる成長が期待されます。
まとめ
アンドパッドとジャパンホームシールドのシステム連携は、建設業界の業務効率化の新たなスタンダードを作る可能性を秘めています。住宅業界の抱える課題を解決するための重要な一歩として、多くの関係者が注目しています。