東京ステーションホテル、創業110周年を祝う特別体験イベント開催

東京ステーションホテル、110周年のイベントが目白押し

2025年、東京ステーションホテルはその創業110周年を迎えます。この特別な年を祝うべく、様々なイベントが企画されています。大正時代から続く文化財の中での魅力溢れる体験が楽しめるチャンスです。

重要文化財の中での体験

東京ステーションホテルは、東京都千代田区に位置する重要文化財である東京駅丸の内駅舎の中に開業しました。110年という歴史を持つこのホテルでは、普段は味わえない特別なプログラムが充実しています。家族連れが楽しめる「鉄道の廃材を使うクラフトワークショップ」や、鉄道ファンにはたまらない「JR社員によるレクチャー」、さらには歴史を学びながらの「ホテルツアー付きランチ」といった多彩なイベントが予定されています。

クラフトワークショップ — 未来に貢献する体験

特に注目なのが、日程は2025年の8月26日に予定されている「クラフトワークショップ」です。このイベントでは、東京駅の歴史や再活用の理念を学びながら、廃材を用いたジオラマ製作を行います。サステナブルな取り組みとして、駅の工事で出た廃材やホテル内から排出された素材を使い、親子の自由研究や思い出作りにも最適なプログラム。材料としては、駅の工事で出たレンガや、地下から発掘された貝殻、ホテルのプラスチックカップなどが使用されます。

大人も楽しめるレクチャー

また、2025年の7月31日、8月8日、29日、9月3日、19日、24日など、日程は限られていますが、JR東日本の社員による「重要文化財・東京駅丸の内駅舎についてのSDGs」テーマのレクチャーも行われます。建設に携わってきた社員から、開業から110年にわたる東京駅の変遷や、復原工事の背景について学べる貴重な機会です。