Anifie、国内進出
2022-02-24 08:00:02
シリコンバレー発のAnifie、NFTメタバース事業で国内展開へ突入
シリコンバレー発のAnifie、日本市場に参入
シリコンバレーを拠点とするスタートアップAnifieが、NFTメタバース事業を日本で展開することを発表しました。最近、Facebookが「Meta」へと社名を変更し、マイクロソフトがアクティビジョンを買収するなど、メタバースの領域は急速に成長しています。特にBored Ape Yacht Clubが1000億円を超える取引を記録したことからも、NFT市場の拡大が伺えます。
Anifieの背景と起業家
Anifieは、日本人起業家、岩﨑洋平氏が設立。彼はスタンフォード大学でMBAとMSを取得した後、証券化や知的財産権の弁護士として活動していました。その後、クリーンテック企業のモアシスを創業し、アメリカの企業に売却しました。また、キュリオン社で副社長を務めた経験も持ちます。
Anifieでは、当初ロボット向けの共通OSの開発に取り組んでいましたが、妙なご縁からハリウッドの著名音楽プロデューサー、パトリック・ウッドランドと出会い、彼の知見を得てメタバース事業に転換しました。この転換が成功し、米国のセレブやファンからの支持を受けています。
NFTメタバースの特徴
Anifieは「ホワイトレーベル型」としてのNFTメタバースを提供。これは、ブランドが独自の世界観を自由に表現できるプラットフォームを構築することを意味します。他の有名なメタバース、DecentralandやSandboxが「モール型」であるのに対し、Anifieはブランドの独自性を重視した形です。これにより、さまざまなNFTコンテンツを組み合わせて新しい体験を創出できます。
国内機関投資家からの資金調達
最近、Anifieは国内の機関投資家から約3.9億円の資金調達を行いました。引受先にはDGベンチャーズやサイバーエージェント・キャピタルなどの名だたる企業が名を連ねています。この資金は、エンタメ&ファッション領域でのサービス提供に充てられる予定です。
パートナーシップとアドバイザー
Anifieは、米国内でも多くの著名アドバイザーを迎えており、グラミー賞受賞アーティストやストリーミング企業との提携を進めています。また、日本市場においても、著名なブランド企業やアーティストとの連携を進めており、特にファッション業界との結び付きが強化されています。
さらに、NFTとメタバースを活用したコミュニティの形成を目指して、業界の専門家たちが加わっているため、今後の展開が非常に楽しみです。
まとめ
Anifieは、NFTメタバース事業を通じて、エンターテインメントとファッションの新しいデジタルコンテンツを作り出そうとしています。国内外での取り組みが今後どのように進展していくのか、多くの関心が寄せられています。Anifieの挑戦にぜひ注目していきましょう。
会社情報
- 会社名
-
Anifie, Inc.
- 住所
- 2151 Michelson Dr., Suite. 200, Irvine, California
- 電話番号
-
650-490-0314