Digi Fab Award 2025
2025-10-16 12:23:31

国際コンペ「Digi Fab Award 2025」受賞作品が決定 - 未来の建築を体感

国際コンペ「Digi Fab Award 2025」受賞作の発表



コクヨ株式会社(大阪市 本社・社長:黒田 英邦)は、デジタルファブリケーション技術を駆使した建築と家具のデザインを対象にした国際コンペティション「Digi Fab Award 2025 by KOKUYO×VUILD」の受賞作品を発表しました。グランプリ受賞作品1点、優秀賞2点、佳作に5点が選ばれたこのコンペは、国内外26か国から集まった143点の応募作の中から選ばれたものです。

1. Digi Fab Award 2025について



「Digi Fab Award 2025」は、コクヨと建築系スタートアップVUILDの共催で行われるイベントです。テーマは「Personal and Public」。このテーマには、個々人が周囲とどのように関わりながら生活していくか、公共の場での新しい関係を築くといった観点が含まれています。このような視点から、参加者は公共空間に設置できる建築や家具のデザインを競い合い、ファブリケーションの技術を用いた独創的なアイデアが生まれました。

2. 受賞作品の詳細



グランプリ


作品名:Strata Engawa
この作品は、日本の「縁側」を地層をモチーフにした積層木材構造で再解釈したものです。座る、寝転ぶ、集まるといった多様な使用ができ、個人の瞑想スペースと家族向けのオープンエリアを見事に調和させています。アシンメトリックな形状が特徴で、自然との一体感を味わうことが期待されます。
作者:Superficium Studio(Samuel Esses, Jonathan Wong)

優秀賞


作品名:A LOOSE COLLECTIVE FOR CIRCULAR TIMBER PRACTICES
老朽化した街路樹を木材として再利用し、都市の環境への貢献を考えた作品です。組み立てや分解が容易で、公共と個人の体験を融合させた新たな景観を生み出します。
作者:中倉 徹紀、中川 功大、堀智 洋

作品名:BIOTOPE OF TABLE
都市における「テーブル」をメタファーとし、個々の活動を結びつける公共性を象徴するデザインです。平面から三層に進化した構造が、多様な個人が集い新たなコミュニティを形成します。
作者:安達 慶祐、田名部 滉人

佳作


佳作には次の5作品が選ばれました。
  • - Leaf chapel(安藤 良和): 祈りの行為と公共性を結びつけた新しい空間デザイン。
  • - DWELL OBJECT(稲野邊 義紀): 「ひとり」と「共に」の中間に位置する空間の提供。
  • - grove(風祭 覚): さまざまな木材を使ったインタラクティブな構造物。
  • - 空の場(芥川 佳世): Cave-like roof and bench offering a unique space experience.
  • - CoAxis: Flux Chamber(Jianang Wu, Zhaoyang Cui): 動的な空間を生み出すモジュール式デザイン。

3. 展示情報


コクヨ品川オフィス「THE CAMPUS」


  • - 【展示期間】2025年11月18日(火)~11月21日(金)
  • - 【場所以外】コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」パブリックスペース「PARK」
  • - 【入場料】無料、予約不要

ヨーロッパ文化センター「Palazzo Mora」


  • - 【展示期間】2025年10月17日(金)~11月23日(日)
  • - 【場所以外】European Cultural Centre, Palazzo Mora, Venice, Italy
  • - 【入場料】無料

「Digi Fab Award 2025」は、公共と個人、テクノロジーとアートの融合を体感できるイベントです。この機会にぜひ足を運んでみてください。

お問い合わせ


コクヨお客様相談室
コクヨ公式サイト


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会社情報

会社名
コクヨ株式会社
住所
大阪府大阪市東成区大今里南6-1-1
電話番号
06-6976-1221

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