Sharing Innovationsが組織体制を刷新しさらなる成長を目指す

Sharing Innovationsの新たな組織体制

株式会社Sharing Innovations（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：信田人）は2025年7月1日付で組織の変更を行うことを発表しました。この決定は、外部環境の急激な変化に対応し、企業の成長を持続させることを目的としています。

組織変更の背景

同社はこれまで、BtoB事業とBtoC事業を分け、特にBtoB事業においてはシステムソリューション事業本部とクラウドインテグレーション事業本部の２つの部門を運営してきました。しかし、世界情勢の影響や経済状況の変化により、事業部を分けることでかえって顧客への提案力が損なわれる懸念がありました。例えば、異なる部門からの顧客情報の共有不足により、ビジネスチャンスを逃す場面も見られました。

新たな組織ではこれらの課題への対処として、横の連携の強化、シンプルな構造の実現、部門ごとの目標の明確化が図られます。これにより、より効率的かつ効果的なサービス提供が実現することが期待されています。

新設部門の概要

新たに「企画本部」が設立され、その下に「経営企画部」、「人事企画部」、「技術企画部」が置かれます。また、これまで分かれていたシステムソリューション事業本部とクラウドインテグレーション事業本部が統合され、「BtoB事業本部」として新たに編成されます。この「BtoB事業本部」には「事業企画部」、「営業部」、「デリバリ部」が配置され、顧客ニーズに即したサービスを提供する体制が整います。

新組織の目的

新たに形成された組織の目的は大きく分けて以下の3つです。

1. 営業およびソリューションの強化
アカウント営業の一本化により、顧客のニーズに応じた最適なソリューションを提供する能力が向上します。これにより、複数のサービスを組み合わせた提案が可能となり、より良い選択肢を顧客に提供できるようになります。

2. 部門横断的な人材育成
所属部署にとらわれず、横断的なスキルを身につけられる教育プログラムを整備し、自主的な成長を促進する環境を整えることで、社員一人一人が成長できる仕組みを構築します。

3. 組織体制の再構築
統合されたBtoB事業をフラットに構造化することで、各事業間の協力を促進する体制を整えると共に、新設された企画本部により事業部が本業に集中できる環境となります。

このように、Sharing Innovationsは新しい組織体制を構築することにより、より効果的なサービス提供を実現し、顧客の期待に応える企業へと進化を続けていくことでしょう。