50代でサブスリー達成！ケニア式マラソンの真髄を解説

10月15日、株式会社カンゼンは、50代でサブスリーを達成した「走るマンガ家」みやすのんきによる新刊『超実践！みやすのんきのサブスリー教室驚異の「ケニア式」マラソン練習法』を出版しました。本書は、2022年に刊行された『白熱！みやすのんきのサブスリー教室』の続編であり、ケニア式マラソン練習法の具体策が満載です。

ケニア式マラソンの魅力

本書では、有酸素ジョグを通じてマラソンの基盤を構築した後、スピード練習の重要性を強調し、世界中で注目されているケニア式トレーニングシステムを導入する方法を解説しています。この「ケニア式」は高速ランニングの比重が少なく、多くがレースペースで行われるという特徴があります。そのため、普段の練習に取り入れやすく、特に市民ランナーにはうってつけです。

実践的な練習法

具体的な練習法としては、以下のようなポイントがあります：

- ジョグの重要性：疲労しにくい有酸素ジョグを毎日こなすことで、回復力が高まります。
- インターバル練習：疲労しやすい速筋繊維を使うインターバルトレーニングでは、最低でも2日はインターバルを設けることが推奨されています。これにより、身体が回復しやすくなります。
- ランニングエコノミーの追求：中高年ランナーは、効率的な走り方を鍛えることで自身のパフォーマンスを高めることができます。

科学に裏打ちされた内容

本書は、膨大な研究データに基づいており、従来の日本のトレーニング方法との違いや優位性も取り上げています。たとえば、VO2maxの改善や疲労耐性についての解説があり、これらはより効果的なマラソンのために欠かせません。特に、長距離走の重要性が強調されており、大幅なランニングエコノミーの改善が期待できます。

みやすのんきのプロフィール

著者みやすのんきは、1962年生まれで東京都出身。マンガ家として幅広いジャンルで活動しており、近年はランニングに関する著書を数多く発表しています。その豊富な経験をもとに発展させたトレーニング法は、特にランナーの間で高く評価されています。彼自身もフルマラソンの自己ベストを2時間53分に持つなど、その実力は折り紙付きです。