Puduロボティクス資金調達
2021-09-23 21:00:01
Puduロボティクス、シリーズC2の資金調達で新たな成長へ
PuduロボティクスがシリーズC2の資金調達を完了し、総額約170億円の資金を調達しました。これは、シリーズC1と合わせてのもので、急速に拡大するロボット市場において、特に非接触配達に対するニーズに応えるためのものです。今や商用サービスロボットは、様々なシーンで活躍し、Puduロボティクスはその先駆者としての地位を確立しています。
資金調達の背景には、高齢化の進展と新型コロナウイルスの影響があり、これにより非接触配達の需要が高まっていることがあります。Puduロボティクスは、この流れを受け、ロボット技術の研究や新製品の開発を加速させる構えです。特に、本資金は、先端技術の開発や新しいサービスシーンの実用化、さらにはグローバルなロボットの普及に向けて活用される予定です。
同社は、ユーザーのニーズを深く理解し、スマートな配膳ロボット「PuduBot」を始め、ネコ型の「BellaBot」、配送ロボット「HolaBot」、消毒ロボット「Puductor 2」、広告機能付きの「KettyBot」、ビル内配送専門の「FlashBot」など、様々な製品を展開しています。特に「KettyBot」は新たに発表された製品で、広告やウェルカムサービス、音声対話機能を搭載し、集客を促進することが期待されています。また、「FlashBot」は世界初のエレベーターでの同乗が可能なロボットで、ビル内の配送業務を革新する存在です。
Puduロボティクスは設立から5年という短期間で、商用ロボット業界のリーダーとしての地位を築き上げました。これは、ロボットの高度な技術を活用し、多岐にわたる応用シーンを模索してきた結果です。特に同社の研究開発チームは、位置決めナビゲーションや障害物回避の技術において600以上の特許を保有し、その60%以上が発明特許である点が特徴です。
多くのPudu製ロボットは、レストランやホテル、空港、病院などで実際に使用されており、現在は60ヵ国で数万台が出荷された実績があります。コロナ禍において、非接触サービスおよび感染症予防の重要性が高まり、ロボット市場は急成長を遂げています。Puduはその中で、レストランや病院において非接触の配膳サービスを提供し、さらに「Puductor 2」は、特定の病院においてインテリジェントな消毒サービスを展開しています。
PuduロボティクスのCEO・張涛は、企業の急速な成長は人材のサポートと密接に関連していると強調し、「私たちは常に新しい才能を歓迎します。ロボットを通じて人類の生活を向上させる使命を持って、これからもイノベーションを続けていきます」と述べています。企業の未来は、技術とチームの力によって確実に前進しています。
詳細な問い合わせはPudu Technology Inc.へどうぞ。公式ウェブサイトには、最新の情報が掲載されています。グローバルなロボット市場におけるPuduロボティクスの今後の動きに注目です。
会社情報
- 会社名
-
Pudu Technology Inc.
- 住所
- 東京都中央区入船1丁目9-8ピエノアーク入船8F
- 電話番号
-
03-6262-8308