高森町とソラシドエアの連携
2025-12-08 11:34:58

熊本地震から10年、高森町とソラシドエアが連携協定を締結

熊本県高森町とソラシドエアが連携協定を締結



熊本県高森町(町長:草村 大成)と株式会社ソラシドエア(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役社長:山岐 真作)は、地域課題解決に向けた協力を強化するため、包括連携協定を締結しました。この協定は、熊本地震から10年の節目を迎える中で、地域の未来を見据えた重要なステップとなります。

協定の背景と目的



高森町は、自然豊かな環境と独自の文化が魅力の地域であり、観光振興や経済の活性化が求められています。ソラシドエアは地域航空会社として、観光客のアクセス向上や地域資源の活用に貢献する役割を担い、両者の強力な連携が期待されます。

草村町長は、「本協定により、町民の暮らしの質の向上を図っていきたい」とコメント。観光振興や災害時の連携強化に加え、航空網の利便性向上を通じて、持続可能なまちづくりを目指すと語りました。

一方、山岐社長は、高森町の美しい自然と観光資源に言及し、「この地域の魅力をさらに引き出し、共に成長していきたい」と熱い思いを語りました。

協定の具体的な連携内容



この協定では、以下の5つの分野での連携が定められています。

1. 産業振興・人口減少社会への対応:地域産業の発展を目指し、消費者や企業のニーズにこたえた施策を模索します。
2. 移住定住促進:地域に移住したいと考える人々に対し、情報提供や相談窓口を設置し、住宅や就業支援を行います。
3. 観光振興・特産品の販路拡大:地元の特産品が観光資源として認知されるようにプロモーション活動を強化します。
4. 航空文化の振興:航空に関するイベントや教育活動を通じて、地域の航空文化を育成します。
5. 災害時の支援:地震などの自然災害時に、輸送支援を備えた協力体制を確立します。

将来の展望



協定の一環として、2026年度には特別機『Go!forward くまもと号』が就航予定で、熊本城の復旧支援を行い、高森町の魅力を空から発信する役割を果たします。この特別機は約2年間の運行を予定し、草村町長が機内アナウンスを行い、観光客に地域の魅力をPRします。

さらに、機内誌「ソラタネ」の2026年8-9月号では、高森町の観光スポットやイベント情報を特集し、地域の現在や未来を伝えるページを設けることで、多くの人に高森町を知ってもらう機会を提供します。

まとめ



高森町とソラシドエアとの協働による地域振興の取り組みは、航空会社と自治体の新たな連携の形を示しています。熊本地震から10年を経た現在、双方は強力なパートナーシップを築きながら地域の魅力を最大限引き出し、持続可能な未来の実現を目指していきます。


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会社情報

会社名
株式会社ソラシドエア
住所
宮崎県宮崎市赤江宮崎空港ビル2階
電話番号

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