北欧サウナが日本にやってくる！totonoüとNODが提携し新たな空間を創出

北欧の「サウナと共にある暮らし」を日本に広げる新たなプロジェクトが始動しました。エストニアを拠点に、フルリモートで活動する企業totonoüとデザイン会社NODが手を組み、北欧サウナを軸とした多様な提案を展開することになりました。これにより、サウナを取り入れたライフスタイルの普及が期待され、都心部でも手軽にサウナを楽しめる環境が整いつつあります。

提携の背景

totonoüは、2021年にエストニアから屋外バレルサウナを日本に輸入し、その後住宅向けサウナの需要にも応えながら販路を拡大してきました。現在では個人宅、ホテル、温浴施設などからの受注が増え、首都圏にショールームも設置。こうした背景を踏まえ、同社は販売・施工だけでなく、設計や行政への申請など、多岐にわたるサポートが求められていることに気づきました。

これを受けて、NODとの提携が実現しました。NODは多様なパートナーと共に空間の設計を行い、地域に根ざした新たな価値創造を目指しています。今回の提携によって、スパリゾート領域と住空間領域の2つの軸で、より一層のサービス提供が可能になるとしています。

スパリゾート領域と住空間領域

提携により、totonoüとNODは統合されたプロセスでのサービス提供を計画しています。これには、企画設計、輸入、輸送、施工、行政申請を一貫してサポートする体制が含まれ、クライアントは煩雑な手続きを減らし、スムーズなプロジェクト推進が期待できます。

スパリゾート領域では、自然環境を生かしたサウナを中心に宿泊施設やリゾートの開発が行われ、エストニア産のバレルサウナやプレハブ製品を取り入れることが考えられています。地域に根付いたブランディングを通じて、観光資源としての価値向上が見込まれます。

住空間領域については、自宅で手軽にサウナを楽しむためのデザイナーズサウナが中心になります。プロジェクトは、100万円からの価格帯で、質の高いサウナ体験を提供することを目指しています。これは、現代のライフスタイルにおいてサウナが持つリラックス効果や健康効果に注目したサービスとなります。