株式会社マツリカの新たな試み
東京都に本社を構える株式会社マツリカは、マーケティングAIエージェント「Mazrica Engage」において、顧客の購買意欲を可視化するための新機能「AIスコアリング機能」を導入しました。この機能の背景には、現代の営業・マーケティングにおける複雑な課題が存在しています。
開発の背景
昨今のビジネス環境では、リード数の増加や顧客接点の多様化が進んでおり、企業は「どの顧客に優先的にアプローチすべきか」という課題に直面しています。従来のマーケティングオートメーションツールでは、顧客の行動に基づいて事前に設定されたルールに従いスコアを加算する方式が一般的でした。しかし、この方法にはいくつかの問題点がありました。つまり、顧客の関心の“質”や文脈を捉えられなかったり、時間の経過とともに変化する関心度を反映しにくかったりします。
このような課題を解決するため、マツリカではAIチャットを通じての自然言語コミュニケーションを解析し、AI自身がスコアリングロジックを動的に生成していくという新しいアプローチを採用しました。
AIスコアリング機能の詳細
新機能は、顧客の資料閲覧履歴やコンテンツの接触データだけでなく、AIチャットでの発話内容やその頻度、時間経過を網羅的に分析し、購買意欲を数値として表現します。具体的には、AIが顧客の行動と対話に基づいてスコアリングの基準を学習し続けることで、より精度の高い顧客評価を可能にしています。
主な特長
1.
AIによるスコアリングロジックの自動生成
人手で設定されたルールではなく、AIが顧客データを元にスコアリングの基準を自動的に生成。継続的な学習によって、実際の状況に即した評価が行われます。
2.
多角的な顧客理解
数値データだけでは測れない関心度や検討の段階を可視化することで、顧客の真の関心を把握することができます。
3.
時間に基づいたスコアリング
過去の行動だけではなく、最新の動向を反映して関心度の変化をスコアに組み込みます。
4.
営業活動の最適化
スコアが高い顧客に対して優先的にアプローチすることで、インサイドセールスの効率を向上させ、商談の機会を最大限に引き上げることが期待されています。
活用シーン
例えば、資料を頻繁に閲覧し、チャットで具体的な質問をしている顧客は高いスコアを獲得します。一方、アクションが見られない顧客のスコアは自然と下がるため、営業担当者は現在の購買意欲が高い顧客を優先的にフォローできます。
期待される効果
マツリカは今後もAIとデータを活用したプロダクトを開発し、営業やマーケティング領域の意思決定をより高度にし、生産性を向上させることを目指しています。「Mazrica Engage」を通じて、顧客理解を深めながら最適なコミュニケーションの実現に向けて努力を続けていきます。
マーケティングAIエージェント「Mazrica Engage」とは
「Mazrica Engage」は、Webサイトやマーケティング資料などの接点で顧客に最適な情報を提供し、引き合いや商談の創出を最大化するAIエージェントです。これにより、顧客は情報収集の際の快適な体験を得ることができ、企業は顧客の興味や関心を可視化することができます。
企業情報
- - 社名: 株式会社マツリカ
- - 所在地: 東京都中央区東日本橋2-7-1 フロンティア東日本橋6F
- - 代表者: 代表取締役CEO 黒佐英司
- - 設立日: 2015年4月30日
- - 事業内容: AIソリューションの開発・提供
マツリカは、「創造性高く遊ぶように働ける環境を創る」をビジョンに掲げ、AIを通じた働く人々の意思決定を支援し続けています。