Wacom MovinkPadシリーズがibisPaint対応でアートの幅を広げる

Wacom MovinkPadシリーズがibisPaintと連携

ワコムが誇る「Wacom MovinkPad シリーズ」の最新(Android)アップデートにより、世界的に人気のあるイラストアプリ「ibisPaint X」との連携が実現しました。この新機能により、ユーザーは「Wacom Canvas」や「Wacom Shelf」といった他のワコム製品とのシームレスなコラボレーションが可能になります。これにより、スケッチから編集、作品の管理まで、様々な制作プロセスがよりスムーズになります。

Wacom MovinkPadシリーズの特徴

「Wacom MovinkPad」は、ポータブルなオールインワン型クリエイティブパッドとして、好きな場所でいつでも作品を創作できる便利さが魅力です。昨年7月には「Wacom MovinkPad 11」、10月には「Wacom MovinkPad Pro 14」が発売され、それぞれにワコムの先進的なペンテクノロジーとAndroid環境を組み合わせたユニークな体験を提供しています。

今回のアップデートでは、「Wacom Canvas」内で描いたスケッチを「ibisPaint X」で直接開けたり、「Wacom Shelf」上で「ibisPaint」のプロジェクトファイルを手軽に閲覧できたりするようになりました。また、「Wacom Shelf」は、「ibisPaint」のネイティブ形式であるIPVファイルを含む複数の画像形式に対応しており、ユーザーは作品を直感的に整理・管理できるようになっています。

有名な「ibisPaint」とのコラボレーション

「ibisPaint」は、世界中で5億回以上ダウンロードされた実績を持つデジタルアートアプリであり、アーティストからの高い評価を得ています。このアプリとの連携により、「Wacom MovinkPadシリーズ」はより多様なクリエイティブ体験をユーザーに提供することができます。ワコムのクリエイティブエコシステムが、グローバルなアートコミュニティとつながることで、ますます多くの方々に新たな表現の場と可能性をもたらすことが期待されています。

プレミアム会員特典

このアップデートによって、新旧すべての「Wacom MovinkPad」ユーザーは、「アイビスペイント」のプレミアム会員機能を180日間無料で利用できます。この特典には、広告非表示やクラウドストレージ容量の20GB増加、ベクターツール、限定素材、キャンバスの特殊質感、限定フォント、さらには高度なフィルター（トーンカーブやグラデーションマップなど）へのアクセスが含まれています。

クライアントの感想

「ibisPaintとの連携により、ユーザーはこれまで以上に自由で直感的な創作環境を得られると考えています。思いついた瞬間に描ける、その自由がアートの表現世界を一層広げると信じています」とワコムクリエイティブエクスペリエンスユニットの矢野幸治氏はコメントしています。一方、株式会社アイビスモバイルの井上結加氏も、「このアップデートはすべての『描くことが好き』な人を応援するものです。初心者から経験豊富なイラストレーターまで、誰もが自分らしい創作を楽しめるポータブル端末として進化していきます」と語っています。