シンシズモ、NFTエコシステムへの一歩
最近、シンシズモ株式会社は、East Venturesから1500万円の資金を調達したことを発表しました。この資金を武器に、シンシズモは創造経済の拡大に向けたNFTコンテンツエコシステムの構築に取り組む決意を新たにしています。
資金調達の目的
シンシズモは、今回の第三者割当増資を通じて獲得した資金を利用して、NFT(ノンファンジブルトークン)を中心としたサービスを提供し、クリエイターを取り巻く経済構造を変革する技術的な可能性を追求していきます。NFTは、ブロックチェーン上での特定のトークンにユニークなメタデータを結びつけることで、デジタルデータの流通を新たに設計することができるという革新性を持っています。
しかし、NFTはまだ黎明期にあり、複雑な利用フローや新しい技術への理解不足など、マスアダプションに向けた課題が多く残されています。シンシズモはそのような環境で、ユーザーにとって使いやすい体験を提供することを目指しています。
新サービスの概要
シンシズモは、以下の3つの新たなサービスのリリースを予定しています。
1.
NFTレンタルプロトコル: NFTを貸し出すことで、クリエイターやユーザーがより柔軟にNFTを活用できる環境を整えます。
2.
NFTコミュニティ向けコンテストプロトコル: 緊密なコミュニティ形成を促すためのプラットフォームを構築します。
3.
NFTコンテンツの企画・開発: クリエイターが自身の表現をより豊かにする手段を提供します。
これらのサービスは、シンシズモのビジョンに基づいて、川上から川下まで幅広いソリューションを提供し、NFTコンテンツエコシステムを形成する礎となることでしょう。
投資家の視点
East Venturesの金子剛士氏は、シンシズモの迅速な情報処理能力に魅力を感じ、出資を決定したとのことです。「この変化の早い業界で、赤川さんのリサーチと検証に基づくアプローチが大いに期待できる」と語っています。また、村上雄也氏は、NFTプロジェクトに携わりながら自ら学び続ける赤川社長の姿勢に感銘を受けていると述べています。このように、シンシズモには信頼できる支援基盤が整いつつあります。
代表の思い
代表取締役社長の赤川英之氏は、NFT領域におけるマスアダプションを見据え、地盤を築くことが重要であると強調しています。「今後も市場のニーズに応じたソリューションを提供し、NFTコンテンツエコシステムの構築に向けて尽力します」と、今後の展望を語りました。
シンシズモのビジョン
シンシズモは「異なるレイヤーを横断して、新しい価値を生み出す」ことをミッションとし、NFTコンテンツエコシステムの構築を目指すWEB3スタートアップです。異なる領域のクリエイターや企業と連携し、幅広いソリューションを提供することで、より多くのユーザーにNFTの魅力を伝え、マスアダプションへと導く役割を果たすことを目指しています。
会社情報
- - 会社名: synschismo株式会社
- - 設立: 2022年3月14日
- - 所在地: 東京都港区六本木4丁目2番45号 高會堂ビル2階
- - 資本金: 1501万円(資本準備金含む)
- - 事業内容: ブロックチェーン事業、NFT事業
より詳しい情報は、
synschismoの公式サイトや
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