横浜エクセレンス、福井との熱戦を制し9連勝達成!
2025年のB2リーグも終わりを迎えつつある中、横浜エクセレンスが福井ブローウィンズとの対戦で劇的な勝利を果たしました。この試合は東地区における3位と4位の直接対決という重要な一戦で、横浜エクセレンスは2025年の最終節を勝利で飾り、クラブ史上最長となる9連勝を達成しました。
この日は横浜EXにとってアウェーでの厳しい戦いとなりました。まずは試合の立ち上がりから福井に主導権を奪われ、1Qは「福井29-18横浜EX」と、なんと11点差で終了します。福井の勢いに圧倒されてのスタートでしたが、選手たちはあきらめることなく、調子を取り戻す努力を続けました。
逆転への道のり
2Qに入ると、主に守備で流れを変えることが求められました。この時、#33 杉山裕介が立ち上がりからのスティールを連発し、相手の攻撃を封じる大活躍を見せます。その後、#10 永野威旺や#1 トレイ・ボイドIIIが着実に得点を重ね、前半を「福井51-44横浜EX」で折り返すことができました。
迎えた3Qでは、特にルーキーの#11 木下大南帆が光りました。彼はこの日の初得点を記録し、続けざまに3Pシュートもヒット。これによりチームは逆転の流れを生み出し、「福井56-57横浜EX」に成功。木下の活躍はチームにとって非常に大きな支えとなりました。
白熱の最終Q
そして迎えた最終Q。横浜はそのまま勢いを維持しますが、福井も反撃を試み、接戦が続きます。ついに残り3分56秒で「福井79-79横浜EX」と同点に追いつかれるも、ここから勝負所でさすがの#1 トレイ・ボイドIIIが3Pシュートを決め、逆転に成功。この瞬間に現地は興奮の渦に包まれました。
試合終盤、両チームの接戦が続く中、横浜エクセレンスは「福井85-83横浜EX」との状況から、さらなる得点を狙います。最後にはしっかりリードを保ち「福井85-88横浜EX」で勝利し、見事に9連勝を達成したのです。
勝利の陰にある選手たちの努力
試合後、木下選手は「試合の入りから相手の勢いがすごくて、流れが悪い状況が続いていたが、チームとして受け身にならないよう心掛けていた」とコメントしました。トレイ選手も「苦しいスタートがあったが、チームとしてうまく連携できた」と振り返りました。HC河合竜児も「選手たちがしっかりと我慢して最後まで戦い抜いた」と高く評価しました。
この連勝は選手たちの努力の賜物です。そしてファンの皆様にとっても、共に喜びを分かち合える素晴らしい瞬間となりました。
次回へ向けて
次回、横浜エクセレンスは新年のホームゲームを控えており、初勝利を目指して全力を尽くします。正月三が日に行われるこの試合では、特別な「おかえりチケットキャンペーン」も実施され、地元の方々の応援を期待しています。これからも横浜エクセレンスの応援をよろしくお願いいたします!