銭湯と日常の融合を目指す新プロジェクトが始動！

銭湯と共に新たなライフスタイルを創造する

アーバンリサーチが手がける「JAPAN MADE PROJECT TOKYO」では、地域文化の再評価を目的に、東京都杉並区高円寺にある老舗銭湯「小杉湯」との新たな取り組みを行っています。このプロジェクトは、2020年から始まり、銭湯が持つ独自の魅力を都市生活者に再発見してもらうことを目的としています。

2023年11月29日(金)には、銭湯を愛する人々との協力のもと、初のコラボ商品が発売されます。このアイテムは「銭湯ぐらし」を運営する「小杉湯となり」と連携して開発されたもので、利用者の声を基にした製品です。特に人気のある「haori」と「yunugui」は、機能性とデザイン性を兼ね備えた魅力的なアイテムです。

haori - 現代の和服スタイル

「haori」は日本の伝統的な衣類である「どてら」や「半纏」を現代的にアレンジしたジャケットです。シワになりにくく、マシンウォッシュも可能な多機能素材を使用したこの製品は、さらりとしたドライタッチで着心地も抜群。寒い季節に湯上りの防寒着としても活躍します。価格は¥11,000（税込）となっており、色はCCLとNVYの2色、サイズはユニセックスでMとLが用意されています。

yunugui - お風呂専用手ぬぐい

一方、「yunugui」は吸水性に優れた天然素材の綿100％で作られた、お風呂専用手ぬぐいです。蚊帳生地を5枚重ねたこの手ぬぐいは、湯上がり自由に使えるタオルとしても大活躍。使うほどに柔らかくなる生地はまるで育てる楽しみを提供してくれるようです。

こちらの商品は、サイズ30×90（cm）で、価格は未定ですが、デザインや仕様は実際の商品と一部異なる可能性があります。

銭湯の魅力を再発見

「小杉湯」は昭和8年に創業し、今もなお多くの人々に愛されている銭湯です。高円寺の活気ある商店街を抜けて住宅街に入り、そのレトロな外観はまるで昭和にタイムスリップしたかのようです。名物のミルク風呂や日替わり風呂、水風呂など多彩な温泉体験が堪能できることも、訪れる人々を惹きつけています。

隣接する「小杉湯となり」では、銭湯をテーマにしたシェアスペースも展開中で、週末には誰でも利用できるカフェ＆コワーキングスペースとして手軽なリラックス空間を提供しています。地域の空き家を利用した銭湯つきアパートも運営しており、ここでも銭湯への愛着を育むことができるでしょう。

この新たなコラボレーション商品は、銭湯を身近に感じられる新しいライフスタイルの提案です。今後も都市での「銭湯のあるくらし」を追求し、豊かな地域文化を発信する取り組みが続くことでしょう。これからの展開に目が離せません！