日立ソリューションズ・クリエイト、サイバーリスクアセスメントサービスを発表
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト(東京都品川区)は、今後のサイバーセキュリティ対策を支援するための新サービス「サイバーリスクアセスメント」を開始しました。このサービスは、企業や組織が抱えるサイバーリスクの特定から、必要な対策の提案や継続的な支援を年間パック形式で提供し、サイバー・レジリエンスの強化を図るものです。
サイバー・レジリエンスの重要性
近年、サイバー攻撃がますます巧妙化している中、多くの企業にとってサイバーセキュリティは重要な経営課題となっています。サイバーセキュリティのインシデントに備える能力、つまりサイバー・レジリエンスを高めることが、企業の事業継続において不可欠です。
日立ソリューションズ・クリエイトは、2023年から「サイバーセキュリティコンサルティング」を通じて、特に情報セキュリティに関する課題を解決するための支援を行ってきました。このコンサルティングサービスの一環として、平時の「サイバーアセスメント」や有事の「サイバーエマージェンシー」、さらにはサプライチェーンへの対応を行う「サプライチェーンアセスメント」という三つのカテゴリーを設け、幅広いセキュリティ対策を提案しています。
新サービスの内容
新たに加わった「サイバーリスクアセスメント」は、セキュリティガイドラインに準拠したサービスとアドバイザリーサポートを組み合わせ、年間定額で提供されます。具体的には、以下の2つの主な機能があります。
1.
セキュリティガイドライン準拠サービス: 企業が保有する情報資産をリスト化し、どのような脅威が存在するのか、その脆弱性を明示化します。これをもとに国内外のガイドラインに従ったリスク評価を行い、数値で定量的にリスクレベルを示します。これにより、企業は優先的に対処すべきリスクを確立できます。
2.
アドバイザリーサポート: 専門知識を持つセキュリティアドバイザーが脅威や脆弱性に関する最新情報を提供し、企業のサイバーセキュリティ対応力を向上させる支援を行います。これにより組織の事業継続性や生産力を高めることが可能となります。
サステナビリティへの貢献
日立ソリューションズ・クリエイトは、この新サービスを通じて、企業が効果的にサイバーセキュリティ対策を実施できるよう支援することを誓います。「協創型セキュリティ」を掲げ、コンサルティングからソリューションの導入、さらには維持活動までを一貫してサポートすることで、企業の安全な運営を加速させます。これにより、企業の持続可能な成長と発展に寄与することを目指しています。
サービス概要と料金
このサービスは、年間600,000円(税別)からのプランで提供されており、企業は安心して長期的なサポートを受けることができます。サービス開始日は2025年2月19日で、申し込みの詳細は公式ウェブサイトでご確認いただけます。
以上、日立ソリューションズ・クリエイトからの新サービス「サイバーリスクアセスメント」についてのご紹介でした。サイバーセキュリティに対する戦略的なアプローチを採ることで、企業はより強固な防御体制を築くことができるでしょう。