TAP ONEがCA ProFit-Xと連携しインフィード広告の配信拡大へ

TAP ONEがCA ProFit-Xと業務提携を開始

アキナジスタ株式会社が運営するSmartphone Ad Platform「TAP ONE」は、サイバーエージェントが提供するSSP「CA ProFit-X」との連携を開始した。この提携により、TAP ONEのインフィード型広告の配信範囲が大幅に拡大し、広告主のさらなる収益向上が期待されている。

インフィード型広告の注目度

インフィード型広告とは、ソーシャルメディアやニュースフィードなどのコンテンツの中に自然に溶け込む形で表示される広告のことだ。2014年から多くの広告提供事業者がこの形式の広告を導入しており、近年ではその市場が大きく成長している。2017年の国内市場の規模は、350億円に達する見込みであり、今後のさらなる成長が期待されている。

TAP ONEはこのインフィード型広告の分野に早期から参入しており、実施からこれまでの配信数は著しく増加している。CA ProFit-Xとの連携により、TAP ONEの持つ広告配信技術がさらに強化されるため、これまで以上の配信が可能となり、広告主にとって魅力的な機会となるだろう。

新たな広告モデルの実現

CA ProFit-Xは、スマートデバイス向けのインフィード広告に特化したSSPであり、その技術は高く評価されている。TAP ONEと連携することで、両者の強みを生かし、更なる広告効果を狙うことができる。つまり、今回の提携は単なるシステムの統合に留まらず、広告配信モデルの変革を意味している。

今後も、TAP ONEは最新のアドテクノロジーの開発・搭載に継続的に取り組む意向を示しており、広告主やメディアに対して最大限の収益拡大に寄与する姿勢を崩さない。サイバーエージェントの技術を取り入れることで、今後どのような新しい試みや成果が生まれるのか、広告業界に与える影響から目が離せない。

会社情報

アキナジスタ株式会社は、インターネット広告事業を中心に、20年以上の歴史を持つ企業であり、東京都千代田区に本社を置いている。サイバーエージェントは、インターネット広告やゲーム事業など広範囲にわたる事業を展開し、広告業界においては強い影響力を持つ企業だ。

この新たな連携が、広告主や消費者にどのような価値を提供するのか、今後の動向に注目が集まる。