青梅こども未来が迎える新たなステージ
2023年5月19日、青梅の空にはめぐみの雨が心地よく降り注ぎ、特定非営利活動法人青梅こども未来の第23回定期総会が開催されました。このイベントは、地域の未来を担う若い世代のための重要なマイルストーンであり、派手さはないものの、心温まる瞬間が数多くありました。
青梅こども未来は、設立から今までの30年にわたり、地域の子どもたちが健やかに育まれるよう尽力してきました。今回の総会では、長年の活動を支えてくださった監事や理事スタッフが退任し、新たな世代が引き継ぐことになりました。これまでの歴史の重みを感じつつ、彼らの退任がもたらす新しい風を象徴するかのような場面が数多く見られました。
新たなステージへの一歩
今年度、青梅こども未来は「サスティナブルな法人経営」に向けて、組織基盤の抜本的な見直しと強化に取り組むことが決定しました。これは、地域におけるNPOの未来を見据えた重要な試みであり、今後の活動がどのように展開されるのか、関係者一同がその進捗を見守っています。
また、今年度からは「子ども第三の居場所みらくる」が日本財団の助成金が終了し、青梅市からの補助金を受けて新たな事業としてスタートします。この居場所は、地域の子どもたちが集まり、安心して過ごせる空間としての役割を果たすことになります。青梅こども未来は、自主財源を活用し、さらなる充実したサービスを提供していく考えです。
地域の価値創造
青梅こども未来は「一人ひとりが安心して、心豊かに生きることができる社会」をビジョンに掲げています。そのためには、地域住民が共に集い、共に学び、共に喜びを分かち合える場所が必要だと考えています。彼らの活動は、単なる子どもたちのためだけでなく、多世代にわたる人々が互いに支え合い、協力し合いながら、地域の資源や能力を最大限に活用しているのです。
青梅で「子育てして良かった」と思える環境が整うことで、地域全体が豊かなコミュニティに生まれ変わっていくでしょう。今後、青梅こども未来は地域の皆様の「会えてよかった・来てよかった・参加してよかった」と思える居場所を改めて提供していきたいと考えています。
終わりに
最後に、総会にご参加いただいたご来賓の皆様に、青梅こども未来の活動への理解とご協力に心から感謝の意を表します。今後も地域に寄り添った活動を続け、青梅の未来を担う子どもたちを育んでいくために、皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。青梅こども未来は、みんなで築く素敵な街づくりの実現に向けて、これからも邁進していきます。