アンファー新社長就任とゲストトークイベント
2024年11月19日、アンファー株式会社は、新たに代表取締役社長に就任した𠮷田南音氏を迎え、元ソフトバンクホークス監督の工藤公康氏を特別ゲストに呼んだトークセッションを開催しました。このイベントでは、アンファーの企業理念や未来への展望が熱く語られました。
新社長・𠮷田南音の経歴
𠮷田南音氏は、2010年にアンファーに入社し、デジタルマーケティングやブランド戦略を担当。その後グループクリニックのコンサルティング業務を統括し、2021年に取締役に就任しました。この2024年3月には、社長に就任して新しい舵取りを始めました。
多角的な事業展開
トークセッションのテーマは、「未来をひらく思考~アクティブエイジングライフの実現~」。𠮷田氏は、アンファーがどのようにして美と健康に貢献しているかを語り、スカルプDなどの発毛事業から女性医療やオンライン診療、睡眠事業に至るまで幅広い取り組みを紹介しました。「薄毛用シャンプーの会社」と思われがちですが、実はより多くの事業を展開していることを強調しました。特に、スタンフォード大学の西野教授が監修する睡眠医学とテクノロジーを融合させた新たな商品展開が注目です。
工藤公康氏の「健康」への思い
特別ゲストの工藤公康氏は、アンファーの企業理念に共感し、自らの経験を元に健康の重要性について語りました。睡眠の大切さを実感し、ホークスでは練習後に仮眠を取り入れるなど、健康への意識が高いチーム運営を行ってきたことを紹介しました。
健康の必要性と企業の使命
𠮷田氏は、労働寿命が短くなる中で人々がより健康で働ける時間を増やすことが企業の存在意義だと説明しました。工藤氏も、自身の食生活や健康への取り組みを語り、若々しさを保つための重要性を伝えました。
チームの方向性を明確に
𠮷田社長は、社長就任後最初に会社の社会への価値提供を明文化したと述べ、社員全員に共通認識を持たせる重要性を強調しました。工藤氏も、チームとしての方向性がメンバーに与える影響の大切さを指摘し、同様なアプローチでチームビルディングをしてきたと述べました。
若手の育成
若手社員への指導について𠮷田氏は、多くの経験を積むことの重要性を語り、泥臭く量をこなす努力が成功への道であると述べました。工藤氏も、若手選手に同じ目線で接することがチームの成長に寄与するとの考えを示しました。
挑戦し続ける精神
アンファーの今後の展望として、既存事業の強化と新規事業の開発に注力し、美と健康に関連する商品を提供し続けることを誓いました。工藤氏は、自身の農業の取り組みを例に挙げ、食についての理解を深めることが健康にもつながるとコメントしました。
質疑応答
イベント後半では、来場者から直接質問できる時間も設けられました。工藤氏は、親としての子育て経験を基に、子どもとのコミュニケーションの重要性を強調し、𠮷田社長は社員に対する美と健康の理解を深めるための取り組みを語りました。
今後の課題と取り組み
工藤氏は、自身の監督時代の失敗を振り返りつつ、傾聴力を高めることの大切さを訴えました。また、𠮷田社長は、新しい制度やテクノロジーの導入を通じて社員の理解を深めることに挑戦し続ける意志を見せました。
まとめ
今回のトークイベントでは、新社長𠮷田南音氏が率いるアンファーの明るい未来が垣間見えました。健康と美を軸にした事業展開が、今後さらに多くの人々に影響を与えることを期待しています。