札幌大学監修の足ゆび運動が温めるルームシューズ「ぎゅっぱー」登場

札幌大学監修の新しいルームシューズ「ぎゅっぱー」

ニッポンスリッパ株式会社は、札幌大学と共同で開発した新しいルームシューズ「ぎゅっぱー」を発表しました。この製品は、足ゆびを動かす「ぐーぱー運動」によって足の表面温度を上昇させ、特に寒い季節における足元の冷えを解消することを目的としています。商品は8月下旬から順次、Amazon公式サイトや各種販売店で取り扱われる予定です。価格は2,640円（税込）です。

足ゆび運動の効果とは

札幌大学地域共創学群で活動する岩本正姫先生と土肥崇史先生の協力のもと、開発された「ぎゅっぱー」は、足を温めるための革新的な一歩です。実験では、室温18℃の環境下で、素足の状態での運動、そして「ぎゅっぱー」を履くこと、さらにその両方の組み合わせの温度変化を観測しました。その結果、

- 足ゆび運動をしながら「ぎゅっぱー」を履くことで、素足での運動に比べて約4倍、
- ただ「ぎゅっぱー」を履くだけよりも約2倍、

足の表面温度が上昇することが証明されました。

この効能は、血流を促進し代謝を上げる効果が期待され、冷えに悩む人にとっては非常に魅力的なポイントです。寒さの厳しい時期には特に足元を温めることが重要とされているため、「ぎゅっぱー」はまさにそのニーズに応える製品といえるでしょう。

商品の特徴

「ぎゅっぱー」では、履き心地を追求するために中敷のつま先部分をカットして、足ゆびが自由に動かせる設計がなされています。この形状は、特にテレワークや自宅でリラックスしている時間に最適で、ちょっとした隙間時間を使って足を温められる工夫がされています。サイズはMとLの2種類あり、それぞれ異なるカラー展開が特徴です。

- Mサイズでは、レッド、マスタード、ライトブラウンの3色を用意。
- Lサイズでは、オレンジ、カーキ、ネイビーの3色がラインナップされています。

なお、中敷は取り外しできませんので、その点も注意が必要です。

ニッポンスリッパの理念

ニッポンスリッパ株式会社は1960年からスリッパの企画開発を行ってきた実績があり、多様なニーズに応えた製品を提供しています。「商品を通して信頼と安心を提供し続ける会社でありたい」との企業理念を基に、進化を続ける同社。今回の「ぎゅっぱー」も、その理念を反映した商品であり、快適さと健康を両立させる新たな選択肢を提供しています。