6月9日、札幌東急REIホテルにて行われたレバンガ北海道の富永啓生選手の入団会見が、多くのメディア注目のもとで実施されました。富永選手は自らの言葉で新たな挑戦への意気込みを熱く語り、集まったファンや関係者に感謝の意を表しました。
「レバンガ北海道に入団することになりました、富永啓生です。」と冒頭の挨拶から始まった会見では、彼が選んだ理由が明確に伝えられました。新オーナーの小川嶺氏や社長の折茂武彦氏からの熱いオファーが、入団の大きな決め手となったそうです。また、昨年6月の日本代表の試合で北海道の熱い応援を背にしてプレーし、その楽しさが彼を引き寄せたと述べています。
富永選手は、北海道の気候についても言及しました。「気温もちょうどよく、過ごしやすい」と感じている様子です。今後、プレーする中で練習や試合を通じてこの北の大地の魅力を感じていきたいと語りました。
彼が選んだレバンガ北海道の環境は、ただのバスケットチームというだけでなく、自己成長を促す場でもあると強調しました。新シーズンを控え、富永選手は、NBA選手への道を目指して自分のバスケットボールキャリアを築いていくと決意を表明。その中で、Bリーグが盛り上がる今、レバンガでの活躍がキャリアをさらに押し上げると信じています。
トーステン・ロイブル新ヘッドコーチとの信頼関係も彼の選択理由のひとつです。ロイブルHCは、富永選手の強みを知り尽くしたコーチであり、彼が経験したことが大きな飛躍につながると確信しています。この指導のもとで再びプレーできることを非常に楽しみにしていると述べました。
試合の中でどのようにチームを支えていくつもりなのかについては、3ポイントシュートの武器を強調。「スコアラーとして貢献するだけでなく、ディフェンスを含めた全体的な成長を目指し、チームの勝利に導ける選手になりたい」と熱い想いを語りました。
新メンバーの仲間である若い選手たちと共に成長する意欲も見せており、「若さからくるフレッシュさやハッスルを大事にしながら、チーム全員で高め合っていきたい」と、チームワークを重視する姿勢が見受けられます。
さらに、彼自身のプレースタイルの進化についても、「オフェンスだけでなく、ディフェンスやプレーメイキングにも磨きをかけ、全ての面で成長する」と明言しました。新しい挑戦に向け、毎日を大切にし、全力で取り組んでいく覚悟を伝えています。
北海きたえーるでの再会を望むファンの期待に応えるためにも、「今回の加入で多くの方にバスケットボールに興味を持ってもらえたら嬉しい」との想いには、愛情が溢れています。6月会見の後には、新シーズンに向けての興奮が募ります。
富永選手は、レバンガ北海道における新たな挑戦の一歩を踏み出しました。彼の目指すもの、そしてこのチームが歩む道のりに、応援の輪が広がることを期待したいです。