松屋銀座が新しい即日配送サービスを開始！高齢者に優しい買物代行

松屋銀座の新サービス「松屋御用聞き」

松屋銀座では、11月4日（水）より即日配送タクシーデリバリーサービス「松屋御用聞き」をスタートします。このサービスは、特に40代から50代の女性やECに対して苦手意識を持つ高齢者を対象としたもので、日常の買い物をサポートすることを目的としています。今回のサービス開始は、顧客のニーズに応じた新たな試みとして注目を浴びています。

サービスの概要

「松屋御用聞き」は、松屋銀座の地下2階にある生鮮食品売場全12店から商品を即日で配送するサービスです。顧客は、各店のお勧め商品の提案を受けつつ、電話にて注文を行い、対応タクシーが松屋で商品を集荷し、その後配送されます。配達は、同日13時までのご依頼で、15時から18時の間で1時間単位の指定が可能です。

また、配送エリアは東京23区内に限定されており、配送料は5kmまでが税込2,750円、10kmまでが税込3,300円となっていて、それ以上の距離は1kmごとに税込220円が追加される仕組みです。支払いは電話によるクレジット決済や、来店時の通常決済が利用できます。

チェッカーキャブとの提携

この新たな取り組みは、休業明けの5月以降、顧客からの電話注文が急増したことに端を発します。松屋銀座は、多い日で1日30件以上の注文が入る中で、翌日配送を行っていましたが、即日配送のニーズに応えるために、タクシー車両による食料品等の運送が法的に認められたことを背景に、チェッカーキャブとの提携を進めました。これにより、迅速な配送が可能になり、特にコロナ禍で業務が減少したタクシー業界にも新たなビジネスチャンスが生まれました。

今後の展望

松屋銀座は、現状生鮮食品に限ったターゲットを、徐々に拡大していく計画を立てています。当面は1日10件の配送を目指し、業務フローをスムーズにしていくことが目標です。さらに、クリスマスシーズンにはオードブルやスイーツなど、より多様な商品への対応を視野に入れているとのことです。

この新サービスは、高齢者でも簡単に利用できる買い物サポートの一環として、多くの人々の生活に便利さをもたらすことでしょう。松屋銀座の「松屋御用聞き」に期待が寄せられています。