共立女子大学が開発した健康志向の弁当が東急ストアに登場

共立女子大学が手掛ける健康弁当、12月4日販売開始

東京都千代田区にある共立女子大学と共立女子短期大学が、国分フードクリエイト株式会社及び株式会社東急ストアと共同開発した健康志向の弁当「トマトソースのチキンステーキと雑穀ご飯弁当」が、2024年12月4日（水）から12月13日（金）まで、東急ストアの72店舗で販売されることが決定しました。

開発の背景

この弁当は、食物栄養学科の学生たちが手掛けたもので、健康を意識したメニューの研究と提案を行いました。共立女子大学では、食品や栄養に関する専門知識を持つ学生たちが、実際の食事メニューの開発に挑むことで、現実の市場ニーズに応えられるスキルを育成しています。

国分フードクリエイトとの連携協定は2024年6月に締結され、メニューの開発や学術推進、人材育成に向けた協力が進められています。このプロジェクトは、学生にとって貴重な学びの場であり、また店舗での販売を通じて広く一般の人々に健康的な食文化を提案する機会ともなっています。

注目の弁当メニュー

「トマトソースのチキンステーキと雑穀ご飯弁当」は、家庭でも人気のあるチキンステーキを主役にし、栄養バランスが考慮されたこだわりのメニューです。開発を担当した家政学部食物栄養学科の3年生、兒玉千亜希さんは、弁当の特長をこう説明します。「チキンはやわらかく、しっとりと仕上げました。黒米を使ったご飯に、ブロッコリーやさつまいもの副菜で季節感を楽しめます。この弁当を楽しみながら食べてほしいです。」

また、カロリーは579キロカロリー、塩分はわずか1.4グラムと、健康に配慮した内容が魅力です。特に雑穀米を使用することにより、食物繊維やビタミンが豊富で、忙しい現代人にぴったりのメニューと言えるでしょう。