G4のJC-STAR★1取得!
2025-05-22 11:50:16

Armadillo-IoTゲートウェイ G4がJC-STAR★1適合を取得!IoTセキュリティを強化する新サービスに期待

Armadilla-IoTゲートウェイ G4がJC-STAR★1適合ラベルを取得



アットマークテクノ社(本社:札幌市)が提供する組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」の最新版である「Armadillo-IoTゲートウェイ G4」は、日本のIoTセキュリティ認証制度であるJC-STAR★1の適合ラベルを取得しました。この制度は、IoT製品のセキュリティが急速に重要視されるなかで、製品のセキュリティ機能を評価・可視化する目的で設けられたものです。

JC-STARはインターネット接続を行うIoT製品に適用される制度で、★1から★4までの4段階の基準があります。G4のJC-STAR★1の運用は2025年3月から開始され、それに向けて16項目の要件を満たすことが求められます。これにより、政府の調達基準やセキュリティ重視の産業における製品選定基準としての役割が期待されています。

Armadillo Base OSの特徴



Armadilloは、特にIoT製品に最適なLinux OS「Armadillo Base OS(ABOS)」を搭載しています。このOSは長期間の運用を考慮し、多面的なセキュリティ対策が施されています。たとえば、不要なインターフェースを無効化する機能も含まれており、JC-STAR★1の基準をクリアするために必要な仕組みが整っています。

加えて、ABOSは毎月のアップデートが保証され、ソフトウェアの構成要素を示すSBOM(Software Bill of Materials)も提供されます。これにより、潜在的な脆弱性に対するリスクの低減や迅速な対応が可能となります。

また、デバイス運用管理クラウドサービス「Armadillo Twin」と連携することで、デバイスの死活監視や遠隔操作、OTA(Over the Air update)などを実行でき、セキュリティの維持が強化されます。G4を利用するIoT製品ベンダーは、G4の適合情報を基に自身の独自ハードウェアやアプリケーションを組み合わせ、商業製品のJC-STAR★1適合を容易に進めることができます。

サポートサービスの提供



アットマークテクノは、JC-STAR★1適合支援のために、サイバートラスト社と提携しています。これにより、IoT製品ベンダーは適合ラベルの取得にあたって必要なサポートを受けることができます。

さらに、アットマークテクノは今後策定されるJC-STAR★2以上の基準への対応も予定しており、国際的なIoTセキュリティ制度への対応機能の実装も視野に入れています。具体的には、米国のU.S. Cyber Trust MarkやEUのサイバーレジリエンス法への準拠が含まれます。

最後に、東京エレクトロン デバイス株式会社が主催するウェビナーにて、アットマークテクノの社長である實吉智裕がこの件に関して講演を行います。このウェビナーは2025年6月10日に開催予定です。興味がある方は、ぜひ参加して最新情報を得てみてはいかがでしょうか?

詳細情報はこちらからご覧いただけます。


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会社情報

会社名
株式会社アットマークテクノ
住所
北海道札幌市北区北十二条西4丁目1-6松﨑北12条ビル
電話番号
011-299-1501

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