株式会社FLUX、44億円の資金調達を発表
株式会社FLUX(フラックス)は、DNX Ventures、Archetype Ventures、Salesforce Ventures、りそなキャピタル、みらい創造インベストメンツなどの投資家を引受先として、シリーズBエクステンションラウンドにて総額44億円の資金調達を実施したことを明らかにしました。この結果、シリーズB全体の調達金額は88億円、そして累計資金調達額は100億円に達しました。
FLUXの歩み
FLUXは2018年に設立され、大規模なAI技術の研究を行いながら、企業向けにマーケティング支援や人材紹介、AI活用支援サービスなどを展開してきました。これらのサービスには、FLUX AutoStream(マーケティング支援)、FLUX Insight(事業変革支援)、FLUX Agent(採用支援)が含まれ、企業の経営課題を解決するための戦略パートナーとしての役割を果たしています。
各サービスの特徴
- - FLUX AutoStreamは、デジタルデータを分析してウェブサイトの最適化を行い、広告収益の最大化を目指します。
- - FLUX Insightは、エンタープライズ企業向けにAI戦略の策定から実行、改善を支援するコンサルティングサービスです。
- - FLUX Agentは、高品質な人材紹介を行うAIマッチングプロダクトを提供し、求人と求職者の精度向上を図ります。
これらのサービスは、テクノロジーとプロフェッショナルの知見を融合させ、業務効率を高めています。FLUXは、特にAIテクノロジーを導入している企業の戦略的なサポートを行い、パートナーとして共に成長することを目指しています。
資金調達の目的
FLUXが今回の資金調達を行った目的は多岐にわたります。まず、2年前に比べ従業員数が2.2倍に増加し、さらなる採用の強化が必要となっています。特に、FLUX InsightとFLUX Agentの分野での採用が計画されています。将来的には2027年度までに1,000名規模の従業員を目指しています。
また、AIプロダクトの開発にも資金を投入し、業務の効率化を図ります。さらには、オフラインやオンラインでの広報活動を強化し、企業のブランド認知度を高める戦略も進めています。
FLUXは、東京ミッドタウンの新しいオフィスに移転し、面積を約5倍に拡大して、事業の拡大に伴う環境を整えています。
今後に向けて
FLUXは、今後も「日本経済に流れを」というミッションのもと、新たなビジネスモデルを追求し、人とAIが共創する環境を育てることを目指しています。AIの進化に伴い、企業のAI活用が求められる中、FLUXは市場における競争力を維持し、成長を続けていくでしょう。
役職や職種に応じて採用も進行中ですので、興味のある方はFLUXの採用サイトで詳細をご確認ください(
採用サイト)。