新型冷蔵庫発売
2025-03-13 10:35:48

環境に配慮した新世代冷凍冷蔵庫の発売が決定

フクシマガリレイ、東南アジア向け新冷凍冷蔵庫を発表



フクシマガリレイ株式会社が、環境負荷を軽減した業務用冷凍冷蔵庫の新シリーズを2025年4月1日に発売することを発表しました。今回の新製品は、東南アジア市場をターゲットとしており、ノンフロン冷媒R1234yfを使用した50機種がラインアップされています。生産はタイにある工場で行われ、同社のサステナビリティへの取り組みが色濃く反映されています。

環境への配慮もばっちり



フクシマガリレイは、地球環境を考慮し、冷媒R1234yfを採用しました。この冷媒は、従来のR134aと比較して地球温暖化係数が大幅に低く、GWP(Global Warming Potential)は「1」となっています。これは、従来の冷媒R134aの1430という数値と比べても、非常に環境に優しいと言えます。このような取り組みは、同社のサスティナブルビジョン「Dramatic Future 2050」でも強調されています。

省エネ性能を向上



新しい冷凍冷蔵庫は、インバータ―制御を搭載しており、特に運転効率が向上しています。扉の開閉による温度変化に応じて圧縮機の回転数を調整し、消費電力を大幅に削減します。具体的には、タテ型のARD-150RXFAモデルでは年間消費電力量が約46%、ヨコ型のAYW-183FXAモデルでは約38%も減少する見込みです。

多様なラインアップ



新シリーズには、タテ型業務用冷蔵庫として20機種、ヨコ型業務用冷蔵庫として30機種が用意される予定です。それぞれ、幅や奥行、温度帯にバリエーションがあり、センターフリーや1/1ホテルパン仕様など、多様なニーズに応える構成になっています。また、従来のフロン機種とも併売されるため、選択肢が豊富なことも特長です。

販売先と目標



新製品の販売対象国にはシンガポール、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、タイ、フィリピン、カンボジア、ベトナム、中国、香港、台湾が含まれています。年間の販売目標は1,500台と設定されており、それに向けて積極的に市場開拓を行うとのことです。

まとめ



フクシマガリレイの新しいインバータ―制御業務用冷凍冷蔵庫は、省エネ性能と環境への配慮を兼ね備えた優れた製品です。企業の持続可能な成長を目指す姿勢とともに、広がる市場への期待が高まります。新製品の導入が、業務効率や環境保護に与える影響に注目です。

会社概要



フクシマガリレイは、大阪市に本社を置き、業務用冷凍冷蔵庫や冷凍ショーケースの製造・販売を行っています。設立は1951年で、現在では連結売上高が1,158億円に達する企業です。詳細は公式サイトをご覧ください。
フクシマガリレイ公式サイト


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会社情報

会社名
フクシマガリレイ株式会社
住所
大阪市西淀川区竹島2-6-18
電話番号
06-6477-2011

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