大川市で304年の歴史を持つ庄分酢
福岡県大川市に本社を構える株式会社庄分酢は、1711年から続く伝統ある酢醸造業者です。そして今年、創業304年を迎えるにあたり、4月26日(土)から27日(日)にかけて第17回酢蔵開きを開催します。このイベントは、日頃の感謝を込めて行われるもので、来場者に多くの特別な体験を提供します。
酢蔵開きの魅力
酢蔵開きでは、シュパポリチーニにバスケットを使って、来場者が自由に酢の試飲や試食を楽しむことができます。さらに、本社に併設されているビネガーレストラン『Ristrante SHOUBUN』のシェフが特別に用意した数量限定のお弁当を味わうことができます。このお弁当を争奪するために、今年も多くの人が訪れることが予想されます。
また、酢蔵見学や利き酢体験、酢を使った料理教室など、酢にまつわる多彩なプログラムも用意されています。実際に酢職人が案内する見学ツアーは、酢の製造過程を間近で見ることができ、訪れる価値があります。さらに、地元の食材を集めた市場では、新鮮な野菜や特製のスイーツを楽しむこともできます。
新商品ラインナップ
今年の酢蔵開きでは、多数の新商品も発表されます。特に注目したいのは、ビネガーサイダーや巨峰酢サイダーで、これらはぜひ試してみるべきアイテムです。また、ビネガーレストラン『時季のくら』ブランドからも新たにドレッシングが加わり、料理の幅が広がります。
書籍「酢屋の七十二候」の出版
さらに、庄分酢の四季に合わせた酢の料理をまとめた書籍『酢屋の七十二候』も出版され、その発売記念イベントも行われる予定です。この書籍は、酢を用いた多彩なレシピや、その魅力を詰め込んでいます。
イベントの詳細
第17回酢蔵開きのスケジュールは以下の通りです:
- - 日時: 2014年4月26日(土)9:30~17:00、4月27日(日)9:30~16:30
- - 場所: 福岡県大川市榎津548、庄分酢大川本社
- - 問い合わせ先: 0944-88-1535
大川市の歴史的背景
庄分酢が位置する小保・榎津地区は、江戸時代以来の宿場町として栄えてきた歴史のある場所です。宿場町としての独特な町並みは、今も多くの観光客を惹きつけています。さらに、酢蔵開きと同日に加え、大川市内で『肥後街道宿場を歩く』というイベントも開催され、筑後地区の歴史的情緒を楽しむことができるチャンスです。
この機会に家族や友人と一緒に、庄分酢の酢蔵開きに足を運び、豊かな味わいと歴史のある町の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。