「PLAUD.AIメディアカンファレンス2025」の開催
2025年4月24日、AIボイスレコーダーや業務効率化ソリューションで名を馳せるPLAUD Inc.が、渋谷のソラスタコンファレンスで「PLAUD.AIメディアカンファレンス2025」を実施しました。このイベントでは、PLAUDの日本法人設立や今後の展開について多くの業界関係者やメディア関係者が集まる中で告知されました。
コミュニケーションの本質
PLAUDの理念は、根気強さや持続的な努力に基づいて、日常的なコミュニケーションから得られる知見をAIを活用して記録し、誰でも簡単に活用できるようサポートすることです。人々や組織が「話す」「聞く」「見る」といったコミュニケーションを効果的に活用できる未来を築くことを目指しています。
日本市場への積極的展開
PLAUDは、日本市場を最も重要な拠点の一つと位置付けており、2025年度から本格的な事業展開を行うと発表しました。渋谷ヒカリエに新たなオフィスを開設し、日本の顧客ニーズに迅速に応えるための体制を整えました。
驚異の成長と実績
PLAUDが提供するAIボイスレコーダー、「PLAUD NOTE」と「PLAUD NotePin」は、2024年12月時点で国内利用者が8万人を超え、売上は前年の21倍に達するなど、目覚ましい成長を遂げています。これにより、日本市場はPLAUDグループ全体の販売でも世界第2位にランクインしました。
2025年度の重点施策
PLAUDは、2025年度の日本市場において、一般ユーザー向けにはオンライン買い物体験の向上や代理店との連携による実店舗展開の拡大、企業向けにはAI録音や文字起こし、要約サービスなど、ニーズに応じた最適化サービスの提供を進める方針です。また、データセキュリティ強化のために、SOC2やHIPAA、ISO27001の準拠を進めています。
セキュリティへの取り組み
PLAUDのプラットフォームは世界的に信頼を得ており、SOC 2およびHIPAA規制に完全に準拠しています。2025年にはISO27001の認証を取得予定で、AWSなどのクラウドサービスを活用し、特に医療や法律分野で多くのプロユーザーから高い信頼を得ています。
投資の支援
Carbide Venturesからの投資を受け、PLAUDはさらなる成長と国際展開の加速を目指しています。ゼネラル・パートナーである芳川裕誠氏は、「PLAUD AIのチームが持つクオリティと市場リーダーを目指す意志に共感した」と述べており、今後の展望に期待を寄せています。
ユーザーの声
今回のカンファレンスでは、PLAUDを実際に利用しているユーザーへのトークセッションが行われ、オーディオ評論家の野村ケンジ氏とタレントの大桃美代子氏が登壇し、AIボイスレコーダーの活用経験や業務効率化の利点について意見を交わしました。
未来へのコミットメント
PLAUDは今後も日本市場を優先し、AI技術の進化を通じてユーザー体験を向上させるとともに、新しい価値創出に取り組んでいく所存です。
PLAUD.AIについて
サンフランシスコに本社を置くPLAUD.AIは、2021年に設立され、AIネイティブハードウェア及びソリューションを展開しています。シンガポールや日本への拠点も設け、急速に成長を遂げており、2023年には70万台以上のデバイスを出荷しました。私たちは顧客に価値を提供するために、常に進化するAI技術を駆使して、より豊かな日常を実現するサポートを続けていきます。