秋田の伝統工芸と融合したMINASEの限定モデル「虹の雲」販売開始

秋田の伝統工芸とコラボしたMINASEの新作「虹の雲」

時計ブランド「MINASE」は、川連漆器を代表する「漆工房攝津」とコラボレーションした新作モデル「虹の雲」を発表しました。この特別な商品は2024年の10月1日から11月30日までの期間限定で受注販売されます。

DIVIDO漆シリーズ「虹の雲」の魅力

「虹の雲」は、漆の特性を活かしながら、美しい螺鈿（らでん）技法によって仕上げられた文字盤が特徴です。日本の伝統的な仕事が生み出したこの時計は、職人の手によって天然貝が巧みに彩られ、光の当たり具合によって色合いが変わります。正面から見るとピンク色が香る輝きが、角度を変えることで深い緑色に変化する様子は、まさに自然が作り出した芸術そのものです。

このモデルは、秋田県の湯沢市という歴史的な背景を持っています。湯沢市は800年の歴史を持つ川連漆器のふるさとであり、その技術は代々受け継がれています。漆工房攝津の名工、攝津広紀氏が手掛けた「虹の雲」では、ただの時計ではなく、アートピースとしての存在感があります。

受注販売の詳細

受注期間は2024年10月1日から11月30日まで。購入希望者はMINASEの特設サイトや各取扱店で申し込みが可能です。特設サイトでは、商品の詳細情報や職人の手作業の様子を知ることができます。また、この期間を逃すと、地産コラボレーション商品としての取り扱いに限られるため、早めの申し込みが推奨されます。

スペックと価格

「虹の雲」の仕様には、ステンレス製のケースや自動巻きのムーブメント、そして川連漆の文字盤が含まれます。また、特製桐箱に収められ、価格は880,000円（税込）という高級志向なモデルです。欲しい方は、特設サイトでのオーダーが可能で、ブレスレットモデルの選択肢も用意されています。

漆工房攝津について

漆工房攝津の攝津広紀氏は、川連漆器の伝統技法を深く理解し、新しい表現を追求し続ける名工です。彼の作品は、自然素材の持つ本来の美しさを活かすことを大切にしており、漆がもたらす深い色合いを引き出すために多くの時間と手間をかけています。彼の経歴には様々な受賞歴があり、地域の文化を支える重要な存在となっています。