オングリットホールディングス、九州の注目スタートアップに選出

オングリットホールディングスが「J-Startup KYUSHU」に選定

オングリットホールディングスは、九州のスタートアップ企業33社に選ばれ、特に注目を集めています。この選定は、経済産業省の「J-Startup」プログラムの地域展開の一環であり、2021年から進められている「J-Startup KYUSHU」のフレームワーク内で実現しました。

「J-Startup KYUSHU」とは、九州地方のスタートアップを支援し、地域経済の活性化を図るための取り組みで、様々な関係機関やサポーターと連携しながら、企業の成長を促進しています。オングリットがこのプログラムに選ばれたことは、技術力やビジョンが高く評価された証であり、今後の成長が期待されます。

オングリットホールディングスの使命

オングリットホールディングスの目標は、「テクノロジーを活用し、世界中に働く機会と豊かさを提供する」としています。具体的には、建設業界における人材不足や就職において不利な立場にある人々の問題を解決しつつ、老朽化したインフラ設備の維持管理に寄与することを目指しています。このアプローチにより、社会全体に利益をもたらすことを心がけています。

先端技術で業務の効率化

企業は、従来の点検業務において、人手による作業から、大幅に効率化の進んだ方法への移行を図っています。特に、自社開発のソフトウェア「マルッと図面化®」は、現場で撮影した写真をAIが解析し、損傷を自動的に抽出することができる画期的なツールです。この技術により、土木に関する専門知識がない人でも簡単にCAD図面を作成することが可能になりました。

さらに、オングリットでは、点検作業の短縮を狙い、街路灯点検用のロボット「ガイド型構造物点検装置」と「ポール型構造物点検装置」の開発も進めています。これらのロボットは、点検時間を従来の約25％に短縮し、コストも大幅に削減できるなど、効率的な点検業務を実現しています。オングリットは、技術力を最大限に活かし、業務の効率化だけでなく、新たな雇用の創出にも寄与しています。