一般社団法人日本糖尿病学会は、公式マスコットキャラクター「ダイア・ベティ」の誕生を発表しました。このキャラクターは、糖尿病に関する正しい知識の普及と、広く親しみやすい形での啓発を目的としています。糖尿病は今や多くの人々にとって身近な病となっており、その理解を深めるために、より多くの方々とつながることが求められています。そのため、ダイア・ベティは患者やその家族、医療従事者、地域社会を結びつける象徴としての役割を果たすことを目指しています。
「ダイア・ベティ」という名称は、糖尿病の英語表現「Diabetes」に由来しています。この名称は、老若男女問わず広く受け入れられることを意図しており、誰もが親しみやすい存在としてのキャラクターを表しています。デザインには、糖尿病治療のコンセプトである「支え合いやつながり」を反映させています。
具体的には、ダイア・ベティはブルーサークルを未来へつなぐ“リングバトン”として表現され、糖尿病と共に生きる方々やその家族に寄り添う姿を象徴しています。このマスコットは、糖尿病治療の歴史において重要な役割を果たした犬をモチーフにしているため、温かみがあり、誰からも愛されるデザインが施されています。
キャラクター選定の過程では、日本糖尿病学会の広報委員会とSNSを担当するワーキンググループが中心となり、公式マスコットキャラクターの公募を2025年5月から開始しました。この公募では129件の応募が寄せられ、その中から一次選考と会員投票を経て「ダイア・ベティ」が最終的に選ばれました。会員投票では2,103票が集まり、熱心な参加が見られたことも特筆に値します。
さらに、キャラクターの誕生に伴い新しい学会ロゴも制作されました。新ロゴはダイア・ベティをモチーフにし、「支え合い」「つながり」「親しみやすさ」をテーマにしたデザインです。このロゴは視認性と親しみやすさの両立が図られており、日本国内外での学会活動を効果的に発信する役割も果たすことを目的としています。
今後、日本糖尿病学会はこのマスコットキャラクターや新たなロゴを通じて、糖尿病に関する啓発をさらに広げ、社会全体の理解促進に努めてまいります。キャラクターとロゴは、学会ウェブサイトや広報活動、学術集会で順次使用され、糖尿病に対する意識の向上に寄与することでしょう。