1万社の1兆円達成
2021-04-01 09:49:22
中小企業の海外進出、1万社が達成した1兆円売上の背景とは
中小企業の海外進出、1万社が達成した1兆円売上の背景とは
日本の中小企業が、JAPANDプラットフォームを通じて年間1兆円の売上を海外市場から実現したという驚異的なニュースが届きました。これは、2018年にスタートした「JAPAND」プロジェクトの成果で、菱沼貿易株式会社がサポートする形で数多くの企業が国境を越えたビジネスを展開してきました。
JAPANDプラットフォームの強み
JAPANDは、ジャパンをブランドにした貿易取引のプラットフォームであり、特に中小企業にとっての貴重なサポートツールとして機能しています。菱沼貿易株式会社の代表取締役、菱沼一郎氏は「貿易取引を通じて日本の中小企業の未来を切り拓く」というミッションを掲げており、独自のEコマースサポートサービスを展開しています。これにより、多くの中小企業が海外市場に自然に進出できる環境が整えられています。
2060年問題と企業の生き残り
デービッド・アトキンソ氏が指摘するように、日本は2060年までに人口が約32%も減少すると見込まれています。さらに、65歳以上の高齢者が全人口の約4割に達するため、国内市場だけでは企業の存続が難しくなることが懸念されています。このような状況下で、海外市場への参入は企業が未来を築くために不可欠です。菱沼貿易の取り組みは、まさにその先を見越した戦略であり、多くの中小企業に希望の光を与えています。
成功事例から見る海外進出の可能性
実際に、シンガポールでは日本の梅酒の販売が行われ、また他の地域では日本の建材の商談が進められています。これらの成功事例は、JAPANDを通じて新たな市場を開拓している中小企業の実態を示しています。これまで考えられなかった国々で日本の製品が評価されるという現象は、進出の士気を高める要因にもなっています。
ネットを通じた貿易の未来
コロナウイルスの影響を受けて、Eコマースの需要が高まり、オンラインでの取引の重要性が増しています。菱沼貿易では、それに応じて中小企業の海外輸出を積極的に支援しており、信頼と尊敬をもって国を越えた事業創出に取り組んでいます。今後、シンガポール、英国、欧州、米国、アセアン等にさらなる拠点を設置し、より多くの中小企業に海外進出のチャンスを提供する予定です。
結論
菱沼貿易株式会社の取り組みは、日本の中小企業にとって大きな希望の光となっており、今後もますます注目を集めることでしょう。中小企業が国際市場で成功を収めることは、日本経済全体にも大きな影響を与えると考えられます。JAPANDプラットフォームがもたらす未来に、期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
菱沼貿易株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市中央区備後町2−5−8綿業会館5階
- 電話番号
-
06-6209-1121