MIRAISEの活動
2019-02-13 10:02:10

プログラマー起業家を支援!MIRAISEが投資活動を開始

プログラマー起業家を支援するMIRAISEの投資事業



日本のスタートアップ界において、プログラマーやエンジニアが企業の創業者として注目されることは珍しいが、そんな中チャンスを生かして新たな道を切り開こうとしているのが、MIRAISE(ミレイズ)だ。元Skypeジャパンの代表取締役であり、欧州ベンチャーキャピタルATOMICOのパートナーである岩田真一氏が設立したこの企業は、テクノロジー起業家への多面的な支援を目指している。

MIRAISEの設立背景と目的



現在、シリコンバレーをはじめとする海外のスタートアップシーンでは、プログラマーやエンジニアが創業者であることが成功の要因とされている。一方で、日本のスタートアップ界ではエンジニアが創業者の役割を果たすことは少ない。かつては技術者が起業家となり、革新的な製品を生み出していたものの、近年ではその傾向が薄れている。

MIRAISEは、IT時代に特化したプログラマー起業家への投資と支援が求められる中で設立され、エンジニアを支える専用のファンドとして存在意義を持つ。岩田氏は、自身のエンジニアとしての経歴と豊かな投資家としての経験を生かし、多方面からのサポートを提供する。

MIRAISEが提供する三つの価値



MIRAISEが投資先企業に対して提供するのは、以下の三つのバリューだ。

1. 先行投資
プログラマーが創業、または創業メンバーにいるスタートアップに対して、プレシード期やシード期の段階から資金を提供する。テクノロジーのポテンシャルを評価し、次世代製品を生み出す手助けを行うのが狙いだ。

2. メンターとビジネス支援
プレシード期のスタートアップには、ビジネスモデルの確立やマーケティング支援を行う伴走プログラム「ON-DECK」を提供。多彩なメンター陣によるメンタリングやビジネス人材とのマッチングを行い、実践的な支援を提供する。

3. グローバル展開の支援
欧州や米国、アジアの投資家・起業家コミュニティとの連携を通じ、国際展開を視野に入れたさらなる投資ラウンドをサポート。世界規模での成長を可能にする仕組みを構築する。

今後の展望とミッション



近年、日本国内のプログラマーによる起業が増加してきている。その背景には、投資家がソフトウェア技術に精通するようになってきたという変化がある。MIRAISEは、こうした動向に応じ、日本の教育制度や特有の文化を考慮したサポートプログラムを提供。エンジニアが起業しやすい環境を整えることをミッションに掲げ、次世代の起業家を育成する。

岩田氏は、Skype共同創業者ニクラス・ゼンストローム氏のコメントとして、「若きエンジニアの可能性を引き出すために、支援が必要だ」と強調している。

岩田真一のプロフィール



岩田真一氏は、東京都八王子市出身で、慶應義塾大学理工学部を卒業。マイクロソフトでエンジニアとしてのキャリアを開始し、その後アリエル・ネットワーク社の創業に参加。スカイプジャパンを設立した後、ATOMICOにてグローバルな投資経験を積み、2018年にMIRAISEを設立した。その豊富な経験がMIRAISEの基盤となっている。

まとめ



MIRAISEは、未来の起業家を育成し、日本のテクノロジー業界の発展を支援することを目指している。これからの日本におけるスタートアップの未来が期待される中、MIRAISEの活動から目が離せない。

会社情報

会社名
合同会社Miraise
住所
東京都渋谷区道玄坂一丁目10番8号
電話番号

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