美容医療とルシノール
2024-08-22 13:32:09

美容医療施術とルシノール®の併用がメラニン減少に寄与する実証結果

美容医療施術とルシノール®による新たな美白ケアの可能性



ポーラ・オルビスグループに属するポーラ化成工業株式会社が、東京都中央区にあるALOOP CLINIC & LABと共同で行った研究において、美容医療施術と医薬部外品の美白有効成分であるルシノール®(4-n-ブチルレゾルシノール)を併用することでメラニン量の減少効果が高まることが確認されました。これにより、メラニンによる肌の悩みを解消するための新しいアプローチが提案されています。

研究の背景と目的


この研究は、特に肝斑が気になる方に向けて行われました。肝斑は多くの人にとって悩ましい肌の状態であり、外的要因やホルモンバランスによって引き起こされることが知られています。そこで、レーザートーニング施術(LT)を行いながら、ルシノール®を配合した製剤を併用することで、その効果を検証することが目的でした。

併用効果の検証


研究では、48名の被験者をLT施術単独群と、LT施術に加えルシノール®を用いた複合ケア群に分け、12週間にわたる試験を実施しました。参加者には2週間ごとにLT施術が行われ、複合ケア群はその合間にルシノール®配合製剤を用いたホームケアを行います。

結果として、複合ケア群はLT施術単独群に比べて、メラニン量がより顕著に減少しました。特に、施術の開始から早い段階で、有意な差が確認されたことは重要な発見です。このことは、LT施術がメラニン色素を壊す一方で、ルシノール®がメラニンの合成を抑制する二重の効果によるものと考えられています。

今後の展望


本研究の成果は、2024年8月に開催される第42回日本美容皮膚科学会総会・学術大会で発表される予定です。このような客観的な数値による評価は、美容医療施術とホームケアの適切な組み合わせの重要性を強調しており、今後の美容医療の分野においても新たな道を切り開くことでしょう。

さらに、ポーラ化成工業はたるみ対策に対する美容医療施術と製剤の組み合わせの効果も検討しており、引き続き安全で効果の実感しやすいソリューションを提供していく方針です。

ALOOP CLINIC & LABの紹介


ALOOP CLINIC & LABは、新たに東京都中央区銀座にオープンした美容皮膚科クリニックです。院長の山﨑研志医師は敏感肌や皮膚疾患に関する豊富な知識と経験を有し、ポーラ化成工業との共同研究を進めることで、最新の美容医療を提供しています。今後も肌に優しいケアと高い効果を追求していく姿勢が期待されます。

このように、ポーラ化成工業の研究成果は、美容医療施術とホームケアを組み合わせた新しい美白法を証明し、多くの人々に希望をもたらす可能性を秘めています。


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会社情報

会社名
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
住所
東京都中央区銀座1-7-7ポーラ銀座ビル
電話番号
03-3563-5517

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