顔認証技術が実現する新しい宅配体験、大阪・関西万博に登場！

2025年に開催される大阪・関西万博において、株式会社ビットキーがヤマト運輸に技術協力を行い、最先端の「顔認証で解錠する宅配ボックス」を展示します。この革新的な製品は、顔認証エンジンと宅配ボックスを組み合わせ、来場者がその場で顔情報を登録することから始まります。登録が完了すれば、あとは顔をかざすだけでボックスが解錠されるという、非常にスムーズでセキュアな荷物受け取りが実現します。

この新たな技術は、大阪・関西万博が掲げる「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマに見合ったものです。来場者は「未来の荷物の受け取り体験」を楽しむことができ、パスワードや鍵を使用しない安心感に包まれることでしょう。

変わる荷物の受け取り方法

昨今、生活スタイルの変化や物流業界の人手不足の影響で、荷物の送受信方法が進化しています。特に、ビットキーとヤマト運輸は2022年5月から「マルチデジタルキープラットフォーム」と連携を開始しました。この取り組みにより、オートロック付きマンションのエントランスをデジタルキーで解錠できるようになり、自宅の玄関前での「置き配」が可能となりました。

ビットキーは、顔認証宅配ボックスだけでなく、本製品の不在時における荷物の受け取りや集荷サービスへの活用も視野に入れています。これにより、送り手と受け取り手の両者にとって、より快適で便利な宅配の実現が可能になるでしょう。

ビットキーの取り組み

ビットキーは、東京本社に基づくテクノロジー企業で、ID認証や認可のためのプラットフォーム「bitkey Platform」を開発・運用しています。2024年までに、資本金はおおよそ203億円に達すると見込まれています。自社のスマートロックやコネクトプラットフォームの展開を含むビジョンを持ちつつ、技術革新を進めています。

現在の社会では、荷物の受け取り方が変わりつつありますが、それに伴い新しい課題も浮上しています。ビットキーは、送る・運ぶ・受け取るという三者のニーズに応えられるよう、常に新たなソリューションを模索し続けているのです。

今後も多くの実績を積み重ねつつ、社会課題の解決に貢献できるよう努めていく予定です。どのような未来が待っているのか、期待せずにはいられません。