男子オーストラリアと女子タイがPLAYOFFSを制し新たな歴史を刻む

2025年3x3.EXE PREMIER PLAYOFFSが盛況に終了

今シーズンの3人制バスケットボールグローバルプロリーグ「3x3.EXE PREMIER」の2025シーズンが無事幕を閉じました。9月27日と28日、大阪府の「グラングリーン大阪ロートハートスクエアうめきた」で行われたPLAYOFFSでは、男子部門でオーストラリアのBRISBANE 3X3.EXEが初めての優勝を飾り、女子部門ではタイのCT TIGERS.EXEが見事に初制覇を果たしました。

大会の概要

今シーズンは日本を含む5カ国、合計99チーム（男子78、女子21）が参加。約5ヶ月にわたりレギュラーシーズンを展開し、最終的にPLAYOFFSに進出したのは各国の上位チームのみ。男子の部には22チーム、女子の部には6チームが出場しました。結果、男子ではオーストラリアのチームが優勝を果たす一方、女子もタイのチームが優勝するという、過去の通例を覆す結果となりました。

男子部門の激戦

男子部門では、BRISBANE 3X3.EXEが決勝に進出。昨年のPLAYOFFSではベスト4だった彼らは、新たにチームを構成し直し、メンバー同士の連携を深めて挑みました。決勝トーナメントでは、南半球の力を発揮した彼らが、オーストラリアの同国チームであるMELBOURNE MAGIC.EXEを破り、見事に優勝を飾ったのです。MVPには彼らの中心選手であるカイ・ウッドフォールが選出され、外からの得点力と連携を活かした勝利の立役者となりました。

女子部門の躍進

女子部門では、CT TIGERS.EXEがPLAYOFFS初出場からいきなりの優勝を遂げました。日本の強豪UENOHARA SUNRISE.EXE、さらにニュージーランドのDREAM.EXEに勝利し、決勝では日本のSANJO BEATERS.EXEを下しました。この結果は、女子カンファレンスが始まって以来、日本以外のチームが初めて優勝を果たすという歴史的な出来事となりました。MVPにはスロイファ・フェトニンが選ばれ、彼女のプレイがチームを引っ張りました。

まとめ

3x3.EXE PREMIERの2025シーズンは、新たな歴史を刻むこととなりました。日本チーム以外のメンバーが優勝を果たし、これからの国際大会においてもさらなる成長が期待されます。これを契機に、3人制バスケットボールの盛り上がりが日本国内でも加速することを願っています。大会を支えた関係者やファンへの感謝が込められた閉幕を迎え、来シーズンのさらなる発展に期待が寄せられます。