多様性を生かした職場の未来を考える
2026年9月16日、株式会社大和書房から新刊「似ていない人たちの働きかた これからのニューロダイバーシティと石垣モデルの職場づくり」が発売されます。この書籍は、かつての「同じ型にはめる」組織から、今後の多様性を尊重した「石垣モデル」へと移行する必要性を訴えています。
似ていない私たちが力を発揮する時
著者の村中直人は、脳科学、心理学、経営学の視点から、多様性がもたらす強みを解説します。本書によると、チームのメンバーがそれぞれ異なる脳の特性を持ち、互いの「違い」を活かすことで、イノベーションが生まれるとされています。私たちが普段抱いている「平均的な人」という概念は、実は幻想であり、個々の違いが力になることを教えてくれます。
多様性の必要性
今の時代、組織は多様性を受容し、活かす必要があります。しかし、「ダイバーシティ推進」とは口で言うほど簡単ではありません。多くの現場では、何から始めればよいか迷うことが多いのが現実です。村中は、認知的な多様性を尊重し、メンバーそれぞれの特性と環境を結び付けることが、真の多様性推進に繋がると述べています。
固定観念を覆す
本書では、多様性がもたらすメリットや、それに伴う心理的な課題も詳しく説明されています。「公平」「共感」「能力」といった従来の考え方を疑うことから始め、自分自身の職場に変革をもたらす視点を提供します。特に、心理的安全性が確保されることで、メンバーが自由に意見を交わせる環境が生まれることが強調されます。
石垣モデルとは
村中は、「石垣モデル」という新たな組織構築のアプローチを提唱しています。このモデルは、個々の特性を強みに変え、柔軟で堅牢な組織作りを実現します。既存の「レンガモデル」のように固定的ではなく、メンバーがそれぞれの形を活かし合うことで、より強固なチームを形成することが可能です。
未来の職場風景
本書は、現場のリーダーや人事担当者、そして職場で「自分らしさ」を隠している人々にとって、目指すべき未来の職場像を示します。多様性が尊重され、自分の特性を受け入れられる環境を実現するためのガイドラインが示されることで、職場はガラリと変わり得るのです。
業界の壁を越え、多様な価値観を繋ぎ合わせる時代が来ています。本書が、新たな職場のあり方を考える一助となることでしょう。興味のある方はぜひ手に取ってみてください。