藤澤ノリマサが贈る特別な「クリスマスコンサート」の魅力とは

独自の歌唱法「ポップオペラ」を提唱し、世界でただ一人のソロボーカリストとして活動する藤澤ノリマサが、12月24日に東京・浜離宮朝日ホールで「藤澤ノリマサクリスマススペシャルコンサート」を開催します。昼公演と夜公演をそれぞれ異なるタイトルで展開するこのイベントに向けて、彼がどのような思いを持っているのか、そしてどんな内容になるのかをインタビューを通じて詳しくお聞きしました。

冬の訪れと共に

藤澤さんは、秋と冬の季節を特に好んでいると語ります。北海道の札幌出身という背景もあり、高温多湿の夏を避け、過ごしやすい季節を愛しているようです。クリスマスの雰囲気もまた彼にとって特別なもので、特にコンサートが行われる12月24日は、特別な日として意義深いです。「この日を楽しみしている人たちに、心からの音楽を届けたい」と語ります。

クリスマスコンサートの独自性

藤澤さんのクリスマスコンサートは、ただの公演ではなく、特別感を強く持っています。昼公演「il sole」と夜公演「la luna」は、それぞれ異なるセットリストで構成され、観客に新たな楽しみを提供します。特に初めての試みとして、1部は彼が一人でピアノの弾き語りを行い、2部ではピアニストの森丘ヒロキさんと共演することが予定されています。このようなミニマムな構成が、声を純粋に響かせるために最適だと意図しています。

音楽への真摯な思い

コンサートを通じて届けたいメッセージは“声”です。藤澤は、「音楽において大切なことは、表現ではなく、本当に伝えたい気持ちを届けることだと思います」と語ります。特に何度も演じてきたバラードの難しさを理解しており、自身の成長にも繋がっていると感じています。

コンサートの期待

コンサートでは、聴衆がリラックスして、楽しむことができるよう心掛けられています。「クリスマスイブという特別な日に、同じ空間で音楽を楽しんでもらえることが一番嬉しいです。そのためにも、準備をしっかりして、期待を裏切らないようにしたい」と意気込みを見せます。また、内容が異なる昼夜の公演で、それぞれに新しい発見をしてもらいたいと考えています。