公共交通機関のバリアフリー基準見直し、検討会開催のお知らせ

令和7年度における重要な取り組みとなる「公共交通機関のバリアフリー基準等に関する検討会」が、2023年7月4日に開催されます。この会議では、公共交通機関における障害者や高齢者を含む多様な利用者のニーズに応じたバリアフリー水準のさらなる向上策について議論されます。

国土交通省は、公共交通機関の利便性を高めるために、バリアフリー法を基にした「移動等円滑化基準」を制定しています。この基準は、公共交通事業者が新たな旅客施設や車両を整備する際に遵守すべきものであり、利用者がより快適に移動できる環境を作るための指針となります。

本検討会では、昨年度の「第11回移動等円滑化評価会議」でまとめられた「当事者目線に立ったバリアフリー環境の課題等」に基づき、ガイドラインの見直しが行われます。これにより、公共交通機関におけるサービスの質向上を図る意向が示されています。

会議は非公開ですが、冒頭での挨拶のみ撮影が認められます。取材を希望する場合、事前に申請が必要です。期限は7月3日（木）15時までで、必要事項をメールで送付する形となります。

この検討会の成果は、ガイドラインの見直しに直結し、今後の公共交通機関におけるバリアフリー施策に活かされていくことになります。国土交通省は、障害者や高齢者、さらに多様な利用者が利用しやすい環境作りを進めていく姿勢を強調しています。