多様な土木工事を支援する新製品『アキレス不織布マット』の登場
アキレス株式会社は、遮水材の保護や盛土の補強に最適な新製品『アキレス不織布マット』を12月2日より全国で販売開始します。今後しばらくは、多様な土木工事ニーズに応えるための製品ラインアップの拡充が期待されています。
製品の特長と用途
『アキレス不織布マット』は、土壌養生を行うために開発された資材で、日本遮水工協会の自主基準(JIS L 1908/ASTM D 4833)に準拠しています。このマットは透水性、フィルター性、耐久性、および強度に優れており、様々な土木工事に活用が可能です。
特筆すべきは、中間に基布が挟み込まれているため、施工時の寸法安定性が高まる点です。これにより、施工者は安心して作業を行えるだけでなく、施工後の安定性が向上します。加えて、カッターナイフや裁ちバサミで容易に裁断できるので、現場での取り扱いも簡単です。
この不織布マットは、土木工事において遮水材及び防水材として利用されるほか、各種工事での緩衝材、目止め材、吸出し防止材として多目的に使用されます。これは特に、環境保全対策や水路、貯水池など様々なシーンにおいて大きな魅力となります。
製造背景と市場への影響
アキレス株式会社は、数年前から『アキレス土木用シート』を展開しており、その中で顧客から不織布マットのニーズが寄せられていました。そして、この呼びかけに応える形で新製品が誕生しました。これにより、同社は従来のプロダクトとともにより幅広い選択肢を顧客に提供できるようになります。
さらに、アキレス株式会社は空洞充填用の発泡ウレタンや軽量盛土用EPSブロックなども取り扱っており、土木工事関連の資材を一元的に提供できる体制が整いつつあります。このことで、クライアントへの利便性は飛躍的に向上すると期待されています。
地域での展開と展示会
『アキレス不織布マット』は、全国にて販売される予定で、特に多様な観点からの需要に応えることが可能です。販売を控える中、同社は11月28日・29日に名古屋で開催される「建設技術フェア2024 in中部」に出展します。これにより、実際のブースで製品を見学し、詳細な情報を得ることができる機会が提供されます。
最後に
アキレス株式会社は、業界のニーズに耳を傾けることで競争力を維持し続けています。新たな製品の投入は、土木現場における作業の効率化、環境保全の促進に寄与するものです。今後の展開から目が離せません。