新機能搭載の「DROMI」アップデート
フェンリル株式会社が開発した絵コンテアプリ「DROMI」は、9月4日に大きなアップデートを実施し、新しい口コミ機能「DROMI形式」を追加しました。この機能は、編集データをそのまま書き出せるというメリットを持ち、他のユーザーとデータをスムーズに共有できるようになります。
編集データがそのまま書き出せる「DROMI形式」
従来は、描いた絵コンテをMP4やPNG、PDF形式でのみ出力・共有できましたが、「DROMI形式」によって、編集データを保ったまま書き出すことが可能に。これにより、他の人がデータを確認し、続きから編集を行うことができます。この新機能はファイルの移行やバックアップにも役立ちます。
特に、複数のメンバーがいるチームや制作現場では、リアルタイムでのデータの引き継ぎや共有を実現し、コミュニケーションの向上が期待されます。
カメラ機能の追加により一貫した制作環境を実現
アップデートによって新たに画像挿入機能にカメラ撮影が加わりました。これにより、アプリ内で直接写真を撮影し、その場で絵コンテに挿入することができるようになりました。 この機能は、例えば、現場でのイメージ共有を即座に行いたいときに非常に便利です。撮影から挿入までを一つのアプリ内で完結できるので、制作のスピードが大幅に向上します。
DROMIの利便性と多彩な機能
「DROMI」は、絵コンテの作成に特化したアプリで、ユーザーにとって使いやすいインターフェースを考慮しています。まず、ペンや消しゴムを使って、思い描くアイデアを時間軸に合わせてサクサク描けます。描いたシーンを簡単につなげられ、今まで以上に素早く絵コンテを完成させることができるのが特徴です。さらに、音楽に合わせてシーンを調整することで、視覚と聴覚の統合が実現し、より精度の高い作品を生み出せます。
DROMIの今後の展望
「DROMI」は、2024年1月にリリースされて以降、多くのクリエイターたちに注目され、特にSNSでそのシンプルなユーザーインターフェースや直感的な操作体験が話題になっています。反響の大きさから、フェンリルは映像クリエイター向けの体験イベントや学校とのコラボレーションを計画しており、より多くの人々に「DROMI」を体験してもらえるよう努めています。
今回の新機能は、常にユーザーからの要望を受け入れ、継続的なアップデートを行うというフェンリルの姿勢を感じさせます。「DROMI」は、今後もクリエイターの支援を続けながら、新しい機能の追加を行っていくことでしょう。
アプリ概要
- - アプリ名:DROMI (ドローミ)
- - 価格:無料
- - 操作環境:iPadOS 17.5 以降
- - ダウンロード:App Store
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