叡啓大学が提案する英会話の新しい形
広島市中区に位置する叡啓大学では、BURROWS Christian教授による社会人向けの公開講座「英会話 at 叡啓」が、10月から12月にかけて全3回にわたって開催されました。この講座は、英語を学ぶ単なる機会を提供するだけでなく、参加者に日本の文化や習慣を英語で表現する力を培うことを目的としています。
英語での表現力をきたえる
今回の講座では、受講者が日本の伝統行事や文化を英語で説明する方法に焦点を当てました。例えば、お年玉、注連縄、紅白歌合戦、年賀状など、参加者はこれらの用語についてどのように英語で説明できるかを考えました。普段使い慣れた日本語の語彙を英語に置き換える試みに、参加者は最初は戸惑いを覚えつつも、少しずつ自信を持って表現できるようになっていきました。
講座のテーマは、「日本の物の状態や様子、習慣、行事を英語で説明すること」。受講者同士が「What is a ......?」と問いかけ、「That is ......」と答える形式で練習を重ねることで、自然な会話に近い形で実践的なスピーキング力を養いました。英会話の基本となるスピーキングとリスニングの技術を磨くことに加えて、文化的な理解を深める貴重な機会となりました。
参加者の声
終了後には、参加者からの感想が寄せられました。「英会話を難しく考えずに、短い文章を繋げれば伝わることがわかった」「日本の文化、習慣についてあらためて自分自身の勉強が必要と思った」といった意見がありました。このように、単なるスキル向上だけでなく、文化の理解ができたことに多くの受講者が感銘を受けていました。
また、「参加者同士で対話ができて楽しかった」「また同様の公開講座を受講したい」との声もあり、次回の開催を心待ちにする参加者も多かったようです。これからも叡啓大学では、様々な文化や言語に触れることができる講座を提供する予定です。
未来への展望
叡啓大学の「英会話 at 叡啓」講座は、単独のスキル向上にとどまらず、日本文化が持つ深い意味を理解し、それを他国の人々に伝える力を育む場でもあります。受講者は、英語での表現に挑戦することで、新たな発見や人との交流を楽しむことができました。これからも多くの方々の参加を期待しており、英会話を通じて地域社会に貢献できるよう努めていきます。
さらなる詳細は、叡啓大学の公式ウェブサイトをご覧ください。
叡啓大学ウェブサイト