UR16eで自動化加速
2019-09-17 13:35:24
ユニバーサルロボット、新型UR16eで自動化革命を加速する
ユニバーサルロボットの新たな挑戦
デンマークに本社を置くユニバーサルロボットは、最新の協働ロボットUR16eを発表しました。このロボットは可搬重量が16kg、900mmのリーチ、さらには精度は+/-0.05mmと高い性能を誇っており、特に重量物の取り扱いや自動化のニーズに応える製品として期待されています。
自動化の新しい流れ
ユニバーサルロボットの社長、Jürgen von Hollen氏は「我々は、現代の経済情勢においてメーカーが競争力を維持するために柔軟なソリューションを求めていることを理解しています。UR16eは、このニーズに完璧に応えるロボットです」と強調します。UR16eの導入により、製造業は人手不足の問題解決や企業の成長を図ることができると信じられています。
特徴と利点
UR16eは簡単なプログラミングと小さな設置面積が特徴です。従来型のロボットは専門知識が必要とされる場合が多いですが、UR16eはその点を大きく改善しています。開梱から作業開始まで1時間もかからずにセットアップが完了し、現場にすぐに導入できます。また、900mmのリーチがあるため、作業場の邪魔にならずに操作できます。
さらに、このロボットは人に代わって重量物を持ち上げたり搬送したりすることで、生産性を向上させるだけでなく、人間工学的な問題にも対応しています。これにより、作業中の怪我リスクを軽減し、ダウンタイムを短縮できるのです。
幅広い用途
UR16eの堅牢な設計により、重量物の取り扱いはもちろん、CNCやマシンテンディングの作業も自動化可能です。さまざまな業界で、繰り返し行われる単純作業を高精度に処理します。また、UR16eは全てのe-Series製品同様、ユーザーの安全を最優先に設計されており、17の安全機能を備えています。これにより、ユーザーは安心して作業を行える環境が整っています。
自動化の未来への一歩
ユニバーサルロボットは、製造業の自動化の枠を広げることを目的として、UR16eの開発に取り組んできました。現在、37,000台以上のURロボットが稼動しており、さまざまな製造現場で活躍しています。
最新のUR16eは、9月18日から20日まで名古屋で開催される名古屋ロボデックス展にて初披露されます。新たな自動化の選択肢として、多くの企業に革新をもたらすことでしょう。
このUR16eは、ただの機械ではなく、製造業の未来を築いていく重要な道具なのです。今後の展開に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
-
Universal Robots A/S
- 住所
- 東京都港区芝二丁目28番8号芝二丁目ビル14階
- 電話番号
-
03-3452-1202