介護業界に革新をもたらすKAiGO PRiDEプロジェクトが新たに始動！

KAiGO PRiDEプロジェクトが全国から新たなパートナーを迎え、介護業界に革新をもたらす

2019年、厚生労働省のパイロット事業として熊本県で始まったKAiGO PRiDEプロジェクトが、2021年6月に一般社団法人として活動を本格化させました。このプロジェクトは、日本が抱える介護問題を解決するために、全国のパートナーと協力してさまざまなアプローチを模索しています。

オンラインイベント開催

最近、KAiGO PRiDEは全国各地から8団体が集まり、オンラインイベント「KAiGO PRiDEプロジェクトキックオフ」を開催しました。このイベントは2日間にわたって行われ、参加した団体はそれぞれの経験やニーズについて意見を交わしました。イベントの冒頭では、プロジェクトの代表マンジョット・ベディが「KAiGO X Creative、クリエイティブの重要性」と題して基調講演を行い、プロジェクトのビジョンを参加者に示しました。石本理事も「なぜこれからの介護にKAiGO PRiDEが必要なのか」と述べ、介護業界の未来について語りました。

参加者たちは、過去2年間のプロジェクトの成果について情報交換をし、今後の具体的なアクションポイントについても議論が行われました。このような交流を通じて、KAiGO PRiDEの理念が全国で広がりつつあることを実感しました。

参加団体の心強いメッセージ

イベントには日本介護福祉士会、秋田県介護福祉士会など、全国の介護福祉士会が参加しました。それぞれの団体から寄せられたメッセージには、介護職が持つ魅力やプライドを共有する意義が表れていました。日本介護福祉士会は「支える立場も支えられる立場もプライドを持ち、安心の社会を作りたい」と期待を寄せています。

また、秋田県介護福祉士会のコメントでは、「介護の仕事が憧れになるような取り組みをしていきたい」といった意欲が見受けられました。参加団体はそれぞれ、KAiGO PRiDEプロジェクトを通じて新たな未来を切り拓くという一体感を感じ取っているようです。

KAiGO PRiDEの未来

KAiGO PRiDEは、社会全体に介護の重要性を伝えるために、今後も様々な取り組みを強化していく方針です。介護現場の魅力を発信する「#myKAiGOstory」プロジェクトや、TikTokを活用したショートムービー企画など、新世代のSNSを駆使したアプローチも展開していく予定です。

マンジョット代表は、「各地域のパートナーとの連携を強化し、誰もが自分らしく安心して暮らせる社会を目指す」と力強く語ります。KAiGO PRiDEプロジェクトの今後の展開に注目が集まります。