化粧品産業の進展を目指すJCCセミナー#02
2024年12月6日、一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター(JCC)主催のセミナーが東京理科大学オープンカレッジで開催されます。このセミナーは「化粧品産業のこれからを考える~変容する世界で広がる可能性/研究・開発の視点から~」というテーマのもと、化粧品関連の研究者や学生を対象に、今後の化粧品市場について考察します。
化粧品市場の現状
最新の経済産業省の生産動態統計によれば、2023年の化粧品出荷額は前年比2.1%増の約1兆2,919億円となり、この間の市場回復が見込まれています。しかし、未だ新型コロナウイルス前の状況には戻らず、訪日外国人の増加があったものの、彼らの購買行動は変化しており、以前のインバウンド需要に対する期待は薄れています。それでも国際的には化粧品市場は拡大を続けており、日本でも昨年度に比べ化粧品の輸入額は14%増加するなど、グローバル化が進行中です。
セミナーの目的
このセミナーでは、変化する市場環境の中で、参加者と共に化粧品産業の未来を見据えた意見交換を行うことを目指しています。講師には、化粧品の研究に精通した専門家が招かれ、様々な観点から化粧品市場についての考えを深めます。
セミナーの概要
- - 日時: 2024年12月6日(金)15:00~17:00
- - 場所: 東京理科大学オープンカレッジセントラルプラザ・ラムラ 2階大教室
(東京都千代田区飯田橋4-10-1)
- - 参加費: 無料
- - 定員: 90名
- - 対象: 化粧品関連の研究者、美容業界の学生など
- - 申込〆切: 12月4日(水)17時まで(事前申込が必要)
セミナーのテーマは「海外市場(特にハラル市場)への進出における姿勢、大学と産業界の関わり(研究、人材育成)」です。特に国際市場の理解や人材育成の重要性について深く掘り下げていきます。
講師陣のご紹介
本セミナーには、様々な分野で活躍する講師が参加します。
- - 杉林堅次: 城西大学常務理事特命教授で、薬物の経皮吸収の研究において数々の賞を受賞』しています。
- - 坂本一民: 東京理科大学の客員教授であり、数多くの企業や大学での経験を持つ専門家です。
- - 徳留嘉寛: 佐賀大学で化粧品科学を教える教授で、地域振興にも努めています。
参加方法
化粧品に興味がある方々、特に研究者や学生の皆様の参加をお待ちしております。この貴重な機会を通じて、化粧品産業の未来について深く学び、討論する場としてください。
セミナーの詳細や申し込みについては、JCCの公式ウェブサイトをご覧ください。
(
JCC公式サイト)
まとめ
化粧品市場は今、多くの変革期にあります。新たな知見を得るとともに、未来の可能性を探るJCCセミナーにぜひご参加ください!