直方市立植木中学校がアントレプレナーシップ授業を実施

直方市の学生たちに広がるアントレプレナーシップ教育

直方市立植木中学校では、2024年11月29日（金）に「アントレプレナーシップ推進大使」として知られる講師を迎え、特別授業が行われます。この授業は、3年生の生徒を対象にしたもので、アントレプレナーシップの考え方や、起業家として求められる行動力についての理解を深めることを目的としています。

アントレプレナーシップ教育の重要性

アントレプレナーシップ教育は直訳すると「起業家教育」となりますが、それに留まらず、社会を生き抜くための力を育成することを重視しています。生徒たちが自らの考えを持ち、変革を促進するための能力を身に付ける手助けをする教育とも言えるでしょう。今回実施される授業は、講演とワークショップ形式で行われ、生徒たちが実践的な学びを得る場となります。

直方市の教育ビジョン

直方市では、教育大綱に「未来を拓く～新しい時代をたくましく生き抜く人づくり～」を掲げており、アントレプレナーシップ教育もその重要な一環です。同市では、夏休みを活用して中学生を海外に派遣する事業も展開しており、今年度は植木中学校の生徒がフィンランドへ行き、現地の研修を受けてきました。これにより、地域や学校において得た経験を報告し、今後の活動に活かす方法について全校生徒に伝える機会も設けています。

授業の詳細と期待される成果

公開される授業は、午後1時20分から午後3時までの予定で、直方市立植木中学校の図書室で行われます。講師は、国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）のアントレプレナーシップ推進大使であり、株式会社YOUIの代表取締役である原口唯氏です。参加する生徒たちは、アントレプレナーシップの重要性を学び、自らの将来について考えを深めることが期待されています。

授業を通じて、生徒たちの興味・関心が世界に広がり、将来の選択肢を増やすことができるといいですね。教育を通じて、次世代のリーダーを育てる直方市の取り組みに注目が集まります。